TEST DRIVE 試乗オヤジのたわごと (クルマ大好き試乗オヤジの言いたい放題)

元・自動車評論家によるディーラーの試乗記。 いいクルマは動き出しの5m、交差点一つ曲がっただけで分かるもの。 これまでに乗ったクルマは1000台近くになるのではないでしょうか?自分で買ったクルマも30台以上になります。ブログだから書ける本音のインプレ。

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試乗 ボルボV40クロスカントリー

今回のメルマガ「雑誌に書けないクルマの通知簿」Vol.114は

「ボルボV40クロスカントリー」
“北欧の車らしさのある個性派”

V40に新しく追加されたクロスカントリーに乗ってきました。この手のクルマはボルボは手馴れたものですね。車高を30mm上げてストロークの豊かなサスと”らしい”内外装を与えて出来上がりです。

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しかしデザインはいいですね。競合ひしめくプレミアムCセグですが、V40は独特の存在感を放っています。デザイナーはC30もデザインしたサイモン・ラマー氏。なので今回もリアがキャラクティブなのですね。

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ノーマルとの違いは、専用のルーフレールが標準で装備されることや、ハニカムメッシュパターンのフロントグリル、前後バンパーのSUV的な力強いデザイン処理などです。

ノーマルのスポーティーなフォルムは健在ですね。一見ハッチバックですが、横から見ると長いルーフは随分とスポーティーでVが示す如く、ワゴンとハッチの間の新種のような雰囲気です。

ポイントは、後方に向けてなだらかに上昇していくショルダーラインと、それに反するようになだらかに下降してくるルーフラインです。このラインはリアエンドできれいに交わり、サイズを超えたエレガントな装いを湛えています。後端も左右に強く絞り込まれ、フェンダーのボリュームも大胆に強調されています。


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内装も面白いです。メーターはアナログ計の代わりにTFT液晶を使って好みに応じて表示を自由に変更できるタイプですね。これは好みで『Elegance』『Eco』『Performance』の3種の表示が可能でエレガンスはブラウン、エコはブルーグリーン、パフォーマンスはレッドと色が変わり、表示もパフォーマンスではタコメーターに切り替わります。

まあこの手をホンダがやるとめっきり子供っぽくなって”アイタタタ・・”となるのですが、そこは流石のスカンジナビアンデザインです・・。
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タイヤは同じブランドなので255/50R17(ミシュランPRIMACY HP)個体差なのかも知れませんが、僅かに細かな振動が残ります。

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今週の無料版は
「ルノー・メガーヌ・ルノースポール(RS) 6MT」
“センスの良さが走りにも”

20120723132036764[1]
2011年2月10日の発売です。雑誌“ENGINE”の名物企画“HOT100”でも常に上位に食い込むクルマです。つまりジャーナリストの評価の高いクルマですね。
 
私はルーテシアのRSにしか乗ったことがなかったので、ずっと気になっていました。近くのルノーにいつも試乗車がなくてこれまで乗れていなかったのです。

ところが7月にマイナーを受け、エンジンが15psアップの265ps、最大トルクも34.7kgmから36.7kgmになったのを機にマイナー前のLHD、250psモデルをおろすので、それでよければと連絡があり、そそくさと出かけたわけです。

それにしても皆がそこまで褒めるのは怪しい?ルノージャポンはRSシリーズの日本でのマニア層の訴求を狙ってRSの広報車を多くのジャーナリストに長期貸出しているそうだし・・。よーし、弱点探してやろーじゃないの!というわけです。


スタイル★★★★

全長×全幅×全高=4320×1850×1435mm。先代モデルの「メガーヌRS」に比べると、85mm長く、75mm幅広く、15mm低い。2640mmのホイールベースは15mm短くなっています。

サイズの割に長くエレガントに見えます。それは全てのラインが伸びやかに連続しているからですね。極めつけはルーフラインがそのままクロスしてリアウインドウを1周する形になるところです。全体にウエッジシェイプのクーペだから出来るエンドレス・ラインです。

結果リアウインドウは特徴的に小さく、ヒップラインのボリュームが強調された形になっています。リアの上部を極端に絞込むことによってオーバーフェンダーを強調したのもスポーツムードを高めています。

全般に丸く女性的でありながら男性が乗っても恥ずかしくない力強さも持っています。ここは乗る前から分かっていましたが、弱点は無しとします。


内装★★★★★

レカロ製のバケットシートや、革巻きのステアリングホイール&シフトノブで構成されるスポーティモデル“お約束”の仕立てなのですが、ルノーがやると何故こうもさりげなくサラリとやってのけるのでしょう?

これをスバルとかがやると”頑張ってる感”満載で女性など乗れたものではないですが、このクルマなら女性が乗ってもサマになります。インプレッサのSTiとかに女性が乗っていたら”彼氏かお兄さんのクルマ”にしか見えませんが、コレならカッコ良すぎです。

ボディは黄、白、赤など合計7色のボディカラーが用意されますが、内装はいずれを選んでも、黄色いシートベルトに黄色のタコメーター&黄色ステッチのステアリングとなり、シートも黄色のレカロが付きます。この黄色もこれ以外ないという絶妙の黄色です。

ポジションは自然ですね。上から見るとラグビーボールのような形をしたダッシュの御蔭で窮屈な感じもありません。ショールームにあった右ハンドルも試しましたが、どちらもクラッチのオフセットなどもなく右ハンドルもOKです。

一番気入ったのは、ルノープロデュースのレカロが開放感に溢れることです。大きなドアで乗り降りもたやすくサイズもたっぷりしていて窮屈さはありません。そして表皮の1センチが正にルノーの柔らかさで、このシートだけでフランス車を感じられます。もちろんフットレストで踏ん張ればサポートも十分です。表皮がメッシュの布地は滑りにくく吸湿性も良さ気です。

またリアシートにも座ってみましたが、身長177センチの私でもどうにか座れます。流石にヘッドクリアランスはギリですが、ニースペースは余裕があります。またリアシートを倒せばフラットになるなど、ショートワゴン的な使い方ができるのも便利です。Sタイヤ4本積んでサーキットへなんてことも余裕です。

面白いのは「R.S.モニター」と呼ばれるメーターで、センターに配されるそれは過給圧、スロットル開度、エンジンのアウトプット、油温ほか、LAP、0-400m、0-100km/h、さらには前後左右方向へのGの出方など、「走り」に関したさまざまな情報を表示できます。操作に慣れるまで大変そうですが、サーキット遊びが好きな人には楽しめる装備でしょう。

ココも悔しいですが、弱点は無しです。


エンジン・ミッション★★★☆

エンジンは2リッター直4ターボでミッションは6MT。1900rpmで最大トルクの80%を出せるというフレキシブルなエンジンです。パワーアウトプットは250ps/5500rpm&34.7kgm/3000rpm。

先の「R.S.モニター」によってアクセルレスポンスを「SNOW」からサーキット用の「EXTREME」まで5段階に調節することもできます。また介入レベルを3段階で設定できるESP(横滑り防止装置)など、走りを楽しむためのツールにも欠きません。

エンジン音は低めにチューニングされています。回してもさほど突き抜ける感はなく、フランス車=乾いたサウンドを想像する年配のマニアにはちょっと物足りない感じです。その点はNAでパワーは少ないですがキャブみたいに豪快で音の変化も楽しめるルーテシアRSの方が好きです。

ギアリングは低めでトップエンドになると、メーター内の警告ランプがつき、電子音も鳴ってシフトアップを促がします。高回転でもエンジン音が高まらずトルク特性もフラットなため当日はセカンドやサードでもそのお世話になってしまいました。

確かにパワー&スピードは十分ですが、多少ドラマに欠けます。まあ豊富なアフターパーツで解消されますが、ノーマルでは少し物足りません。ココ減点です。マイナー後の265psバージョンでどのぐらい解消されているのか気になりますが・・。

しかしイイのはミッション&クラッチですね。このシフトタッチは86よりも段違いに高級でスムーズです。クラッチも軽いだけでなく半クラがやりやすいなど美点多数。早いシフトをした時のクラッチが切れきれていない時のフィールなどもちゃんとチューンされていて、またその後“一瞬でミートしてフルスロットル“という一連の動作も実にスムーズです。クラッチの上の方で素早く行えます。この辺のチューンは流石に玄人集団のルノースポールの仕事ですね。


足回り★★★★

試乗したのは日本に輸入されるのは2つあるうちのハードな仕様の方です。ルノーが「カップシャシー」と呼ぶ、スポーツ走行を前提に路面追従性を追求したタイプです。これはノーマルよりも剛性の高いアンチロールバーや、ルノースポール専用のフロントサスペンション(ダブルアクスルストラットサスペンション)、ヘリカルLSDなどが備わります。

しかし乗り心地はとてもいいです。つまり最初の数センチは常に丸く直接的なショックは一切伝えません。ここは日本のスポーツモデルと違うところです。

もちろん制動性能も抜かりなく、ブレーキディスクは前:340mm、後:290mmのブレンボ製。同じくブレンボ製のフロントブレーキキャリパー(リアはTRW製)のそれは軽いタッチで締め付けるような強力な制動を持ちつつコントロール性にも優れます。欲を言えばタッチにもう少しガッチリとしたフィールがあれば文句なしです。

8.25Jのホイールに235/40ZR18という太めのタイヤ(ミシュラン・パイロットスポーツ)のグリップは強力でコーナリングはほぼオンザレールです。“バネ下”についても、硬いとは言え決してドタバタ暴れる感覚はありません。これはアームに軽いアルミを使用しそのスパンが十分に取られているためと思われます。ここはジャーナリストさんの言う通りです。

このシャーシカップにはフランス車には珍しくヘリカルLSDが付きますが、確かにこのロールとストローク、このパワーならタイトコーナーの立ち上がりで前輪内側のホイールスピンは免れません。まあGKNドライブライン製のヘリカルLSDの特性については慣れが必要かもしれません。早めのアクセルオンではアンダーにつながりますから、きっちりクリップに付いてからアウト側にスライドを許す限りの範囲でアクセルオンみたいな使い方がタイムアップの秘訣かと。

その場合のトルクステアは若干出ます。ステアリングはそれなりにしっかりと保持しなくてはなりません。しかしキャスター角は9度と大きめで直進性はしっかりしています。低いギアでは何度かホイールスピンしましたが、キックバックは少なく介入もスムーズでクラッチタイプのように唐突な挙動はありませんから安心感は高いです。


総評★★★☆

確かに面白いのですが、前評判が高すぎたせいか、はっきり言って私は街中ではルーテシアRSの方が楽しめると思います。メガーヌRSの方はエンジンの音やハンドリングがどうにも重い感じがするのです。

フランスのホットハッチに軽快感を求めてしまうのは206RCなどを知るオヤジだからでしょうか?

確かにサーキットに持ち込めばメガーヌの方が楽しいと思います。だからシャーシカップの足なんですけどね。でも街中レベルでは90万ほど安いルーテシアRS(今はないですが)に魅力を感じます。

400万を切る価格はこれほどの車にしては確かにバーゲンです。でもこのクラスのスポーティーカーだったら他にも選択肢はあると思います。ルノージャポンが貸してくれなかったからではありませんが、サーキット走行がメインでなければ私ならミッションのRCZかジュリエッタ・コンペティツィオーネを選びます。


スペック: 全長×全幅×全高=4320×1850×1435mm/ホイールベース=2640mm/車重=1430kg/駆動方式=FF/2リッター直4DOHC16バルブターボ(250ps/5500rpm、34.7kgm/3000rpm)/価格=385万円



(※この記事は2012年7月に書いたものです。有料版の記事の一部を加筆訂正し約1年遅
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試乗 ボルボV40 T4 SE

今回のメルマガ「雑誌に書けないクルマの通知簿」Vol.98は

「ボルボV40 T4 SE」
“いきなり完成度が高!”です。


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一見ハッチバックですが、横から見るとやはり長いルーフでそれと分かる新型「V40」のフォルムは、随分とスポーティーでワゴンとハッチの間の新種のような雰囲気さえあります。アウディのA3スポーツバックのようなポジションですね。

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もはや“四角くい”ボルボ“と完全に決別した感じですが、それでも紛れもなくボルボと感じさせるのは、やはりその特徴的なコンビネーションランプの形状、特にリアまわりの造形によるところも大きいと感じます。

エクステリアデザイナーはサイモン・ラマー。彼は同じくリアがキャラクタリステッィクなボルボC30のスタイリングも手掛けていると聞けばなるほどと思う部分もあると思います。


v6.jpg

面白いのはメーターのデザインですね。センターに大きな丸型のメーターを1つ置いていますがこれがエレガンスとエコとパフォーマンスという3種のモードに切り替える事ができます。

エレガンスはブラウン、エコはブルーグリーン、パフォーマンスはレッドと色が変わり、表示もパフォーマンスではタコメーターに切り替わります。

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本日の無料版は<「VWパサート・ヴァリアント・ハイライン」
“お買い得なれどVWはやはり小さい方が上手いかな”です。/span>

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「VWパサート・ヴァリアント・ハイライン」
“お買い得なれどVWはやはり小さい方が上手いかな”
 
そういえば長い間、VWに乗っていなかったなあと思い立ち、VWディーラーへ直行。
ダウンサイジングの極みともいえる1.4Lシングルチャージャー(ターボ)に大き
めのワゴンボディの組み合わせを試してみたくなり、パサートを選びました。

パサートは昨年、2006年以来のフルチェンジをして7代目になりましたが、これま
で乗っていませんでした。同じエンジン(ツインチャージャーですが)のシャラ
ンは以前に乗って世界最高のミニバンとの確証を得ていたのでかなり期待して試
乗しました。

さらに今回はレポートをより正確にするために、セダンとワゴン(ヴァリアント)
コンフォートラインとハイラインの計4台を乗り比べてみました。


スタイル★★★★

このスッキリ端麗な味はベンツやBMWには出せません、いい感じにさりげなく枯れ
ています。その点、セダンはリアピラーやテールのコンビネーションに少々色気
を感じるので“らしく”ありません。このヴァリアントがお勧めです。
 
ストレート基調になったワルター・ダ・シルヴァの顔にヴァリアントの直線的な
サイドラインは良く合います。丸みを帯びたゴルフよりも新しさを感じます。

それにして、ももう誰が見ても真面目なスタイルです。一流企業のビジネスマン
が着るグレーのスーツです。決して嫌悪感を与える要素はありませんがお洒落な
要素もありません。まあそれがパサートのポジショニングと言うものです。


内装★★★★

内装もいいです。コンフォートラインは相変わらず地味なグレーで少々寂しいで
すね。50万円高くなるハイラインならVWの中でも高級なナッパレザーが使用され
いい雰囲気になります。

デザインは座面と背もたれにボーダーライン入りのインサートを施した、パサー
ト伝統のシートですが、素材が非常にいいので座り心地も良く、質感も素晴らし
いです。この革はBMWの3やベンツのC、さらに身内のA4よりもいいのではないか
と思うほどの質感です。ティグアンよりも良くトゥアレグ辺りと肩を並べる革で
はないでしょうか。

ステアリングの革の質感も同様にしっとりとしていてイイです。高級車でもたま
にこれ革か?と思うほどに硬い革を使うクルマもありますが、パサートのそれは
触った瞬間に手に馴染みます。

ウッドパネルは色もデザインも見飽きたものですが、本物を使っているだけあっ
て高級感はあります。

リアシートは文句なしに広いです。ゴルフから乗り換えるとやはりいいなと思え
ます。また荷室は座面を起こせばフラットになります。奥行きもカーペットの上
だけで175cmあり、より大柄なあのボルボV70よりも長いと言えばこのクルマの実
用性の高さが分かると思います。

星が1つ欠けるのはただただ地味なデザインである事(オプションでブラウンの
レザーを選べば少し明るくなります。本国にあるバッファロー色があれば尚良い
のですが・・)と、運転席の乗り降りでももの部分にサイドサポートのフレーム
が当たり、少し痛いのがマイナスです(特にコンフォートライン)。これはゴル
フにも共通する問題です。何故いつまでも改良されないのか不思議です。


エンジン・ミッション★★★★☆

今回のトピックがココですね。これまでの2リッター/1.8リッターから1.4リッ
ターに変更されました。122psの直噴ターボはゴルフのコンフォートライン用と
同じシングルチャージャーです。これにブルーモーションと呼ばれるアイドリ
ングストップ機構と回生ブレーキシステム(ブレーキを踏むとオルタネーター
を介してバッテリーをチャージする)が標準装備されています。

これにより10・15モード燃費(18.4km/リッター)!これはDセグ輸入車ナンバ
ーワンはもちろん、「ゴルフ コンフォートライン」(16.4km/リッター)より
もイイという逆転現象さえ起こしています。まあ、アイドルストップの恩恵が
大なので郊外での実用燃費は逆転すると思いますが。

それにしても見事なトルク特性です。シャランの時と同様ですが、超スムーズ
&ダイレクトな7速DSGと相まって全くパワー不足を感じさせません。

スタートは“ブロローン”と自動車らしい音を控えめに出して、しかし力強く
発進します。中間加速も意外に軽快で気持ちのいい加速をします。もちろんそ
こからさらに強く踏んでもストッパーに当たるだけで何も変わりませんがこれ
はこれで諦めもつくと言うか、清々しささえ感じます。

アイドリングストップのマナーもいい方です。実に洗練され、そして自動車ら
しい音とフィールを持った楽しめるエンジンです。正直言ってほとんどのハイ
ブリッドよりも遥かに楽しい省燃費エンジンです。


足回り★★★★

ここはコンフォートラインとハイラインで若干の差があります。1位インチサイ
ズダウンされるコンフォートラインは少ししっかり感に欠けます。国産車並み
とは言いませんが少しボディコントロールにゆるさが残りますのでドイツ車と
言うかVW特有のスッキリ感を期待すると裏切られるかもしれません。

その点ハイラインはちょうどいい塩梅です。サイズなりのゆったり感としっか
り感が絶妙にブレンドされ、確かにゴルフよりも高級車に乗っている感じを与
えてくれます。

セダンとヴァリアントの差は僅かですが、やはり音と剛性に現れていました。
セダンの方が少しいいです。しかしその差はほんの僅かなので私ならスタイル
と実用性でワゴンを取ります(セダンなら他のクルマを選びたくなってしま
う?)。

 
総評★★★★

それにしてパサートとかボーラ(古!)って玄人好みのクルマですよね!普
通はゴルフに行くしこのクラスならベンツやBMWに行ってしまう人が多いと思
います。しかも今回は1.4L、1本(夏に2.0のクロス風4モーションが出ますが)
になって最新モードのダウンサイジングターボを理解する人のみが選ぶと言
う意味でも通っぽいです。

走り味もハイラインは確かにスッキリ最新VWのいい面を持っていました。し
かし走りちょっと薄味というかゴルフに感じるクラスを超えた圧倒的な走り
のクオリティを感じるまでには至りませんでした。ただこれが国産なら間違
いなく5つ★の出来です。ゴルフより静かでゆったりしているので、飛ばさ
ない人にはいいでしょう。

で も今や価格を超え世界最高の名車を連発するVWにあってははっきり言っ
て少し見劣りします。まあ、内外装の品質感の割りに100万ほど安く感じら
れるのは素晴らしいと思います。コンフォートラインならゴルフのハイライ
ン(ツインチャージャーですが)とさほど変わりません。

ウーン、あと一押し響かないのは、やはりボディの剛性感でしょうか、あと
1味、コクが加われば間違いなくいいクルマになると思います。 


スペック:全長×全幅×全高=4785×1820×1530mm/ホイールベース=2710
mm/車重=1470kg/駆動方式=FF/1.4リッター直4DOHC16バルブターボ(122
ps/5000rpm、20.4kgm/1500-4000rpm)/価格=396万円


(※この記事は2012年4月に書いたものです。有料版の記事の一部を加筆訂正
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試乗 ボルボV60 DRIVe

「雑誌に書けないクルマの通知簿」Vol.55
~覆面自動車ライターによるぶっちゃけトーク~


今回のメルマガは“ボルボらしからぬ軽快さ”「ボルボV60 DRIVe」です。

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↑写真はS60です。試乗したのはV60です。

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↑ナビちっちゃ!!スペースはあるのに!!





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詳しくは↓
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今月の内容を少し紹介します。
近況報告
1.今週の時事ネタ、気になるBest3
2.今週の1台「ボルボV60 DRIVe」
3.旬の中古車「ボルボ XC90 2.5T 4WD 2006年 5.6万キロ 135.8万円」
4.Q&A 
5.日本の不思議「実質値上げの都市高速」
6.今週のお勧めグッズ「iBUFFALO 【各種スマートフォン対応】※iPhone4S動作
FMトランスミッターminiプラグスイッチ式 デジタルセレクト方式 低ノイズ設計」
今週のプレゼント:「ボルボ・システム―人間と労働のあり方」 [単行本]
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1.今月の時事ネタ:「アウディ、バイクメーカーのドゥカティを買収」などを個人的な見解とともに解説しています。


2:今週の1台:毎週1台をピックアップしてこのブログ以上にパワーアップしたレポートを書く企画です。

”この価格でこの出来は見事”「ボルボV60 DRIVe」

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3:「旬の中古車」:実力があるのに不人気などでお買い得となっているクルマを取り上げています。
今回は”長距離が楽しい、癒しのSUV”「ボルボ XC90 2.5T 4WD 2006年 5.6万キロ 135.8万円」です。


4:Q&A:読者からの質問を受け付けるコーナーですね。
今回は「彼女のクルマなのですが、安くて実用的で飛ばして楽しくておしゃれな車を探し
ています。欲張りな条件ですが何かお勧めはありますか?」等の質問に答えています。

5:「日本の不思議」:ここは日本の不条理な道路行政や日本のクルマの不満などを斬っていきます。
今回は「実質値上げの都市高速」です。


6.今週のお勧めグッズ
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宣伝がしつこいですね
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ボルボ XC70 

いいんだけど、ちょっと中途半端かな?
ボルボ XC70 

「皆さん、今日も乗ってますか?」

先日乗ったサーブ9-3があまりに良かったもので、ちょっとスウェーデン車を見直してみようということでボルボに乗ってみました。

前から気になっていたXC70です。

少し大きくなってしまった新型ですが、はたして新しいXC70も心と体に沁みるディープな乗り味を持っていたのでしょうか?

●概要
 V70をベースに1998年からV70XCとして発売、2000からは独自のグリルと樹脂製のオーバーフェンダーが与えられ、見た目もぐっとオフよりになりました。
 2003年からは名前もXC70
となり、より独自性を強めて行くことに・・。
 この新型は2007年にデビューしたばかりですね。

スタイル★★★★
 前のXC70もアウディのオールロードクアトロとともに道を選ばぬクロスオーバーとして人気がありましたね。

 新型は全長が80mmほど拡大され、V80並のサイズになってしまいました。

 ベーシックなボルボワゴンのスタイルに、うまくSUV風のアクセントをあしらったXC70 はV70よりも存在感があり、飽きもこないでしょう。

 なかなか魅力的だと思います。

内装★★★★
 シートが高く乗り込みやすいですね。

 サイズもたっぷりでストロークも豊かです。

 先代もV70に比べてゆったりとたシートを持っていましたが、新型はさらにソフトでストロークもたっぷりの素敵なシートになりました。

 乗り込むと幅の広さを感じますね。ステアリングのグリップも太くスポーティーで、SUVらしい力強さも感じます。

 シートのカラーは茶の方が好みですが、すると自慢のセンターコンソールがアイボリーになっていかにもプラスチックぽくなってしまうのは残念です。

ボルボ XC70 


ボルボ XC70 

↑もうお馴染みのフローティングタイプのセンターコンソールですが、このカラーだとどうにもプラスチッキーです。ウッドやアルミのオプションの設定も今のところありません。
ボルボ XC70 


ボルボ XC70 

↑試乗車はメディアでお馴染みの広報車でこちらのカラーでした。ぐっと明るくなりますね。
エンジン★★★半
 直6、3.2リッター238psです。
 
 ついに5気筒から6気筒になりましたね。

 それでもエンジンの全長は3mmしか伸びていないそうです! 横置きに積んでいるのはクラッシャブルゾーンを確保するためです。このあたりは安全性にこだわるボルボらしいディメンションです。

 音は随分快音を発するようになりました。
 
 ボリューム自体抑えられていますが、普通に走ってもストレート6らしい濁りのない硬質な金属音を発します。

 後で話すゆったりした乗り味とはアンバランスな感じもありますが、飛ばす時の楽しみは増えました。

足回り★★★★
 ここはソフトでまろやかです。

 これなら荒れたアイスバーンでも他人事です。

 ただステアリングフィールがイマイチなのと、ボルボのAWDが通常パワーの95%をフロントに伝えるためか、市街地で普通に走っている時の安定性は4WDに期待するほどではありませんでした。

 雨が降ればリアへのプレチャージも5%以上になるのでしょうが・・。

 それとボディの剛性感も今一歩です。

 実際にはかなり向上していて数値は十分なのでしょうが、大柄なボディが災いしてか、はたまた試乗車がメディアの広報車として12000キロを荒く扱われた個体であったためか、内装から少し軋み音が出ていたのが印象を悪くしたのかもしれません。
 
 足回りからの音は一切なく乗り心地は素晴らしいのですが、ボディやステアリングフィールを含む全体の印象としてディープできないのです。

総合評価★★★半
 乗用車の走りに、ワゴンボディの実用性、さらにSUVとしての機能とファッション性まで与えられたオールインワンですから理論上はとても魅力的なのですが、クルマとはそんなに単純なものではないのですね。 

 このクルマ、カタログで見ると非常に魅力的です。

 夜中に酒でも飲みながらカタログ見てたら「明日買いに行くぞ!」と思わず叫んでしまいます!

 ライバルのオールロードクアトロは今や肥大化してしまいましたし、レガシイのアウトバックでは・・。
と思って、オヤジも今回の試乗を楽しみにしていたのですが、乗った後はこれならロングクルーザーとしてはXC90のほうがいいなと思いました。

 見晴らしのいいポジションの割りに、足元が狭く背の高いSUVほどのゆったりした居住性に欠けるのです。スポーツワゴンなら選択肢はさらに広がりますしね。

 確かに長距離はいいと思います。でも市街地ではボディは大きくなりすぎました。中途半端なアイポイントにこのボディは持て余します。

オヤジなら今は、安い旧型のXC70があればそちらを選びます。 

ボルボ XC70 

↑アンダーガードやごついテールランプ、立体的な造形のテールゲートが力強さを演出しています。


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