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TEST DRIVE 試乗オヤジのたわごと (クルマ大好き試乗オヤジの言いたい放題)

元・自動車評論家によるディーラーの試乗記。 いいクルマは動き出しの5m、交差点一つ曲がっただけで分かるもの。 これまでに乗ったクルマは1000台近くになるのではないでしょうか?自分で買ったクルマも30台以上になります。ブログだから書ける本音のインプレ。

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試乗 メルセデスベンツSLK200ブルーエフィシェンシー 6MT

今回のメルマガ「雑誌に書けないクルマの通知簿」Vol.107は

「メルセデスベンツSLK200ブルーエフィシェンシー 6MT」
“良く出来てはいるけれど”

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ここは文句なしですね。だってどう見てもベンツのオープンでSLの弟分という感
じが良く出ていますから。小さいながらも緻密でサイズを越えた品質感もあります。

顔もスッキリしましたね。LEDで高級感もあります。グリルがもう少し寝ていても
いい感じもありますが、これもクラシックな演出なのでしょう。SLSもそうですが
立っていることでメルセデスらしいフォーマルな印象を与えています。

リアの丸みもSL譲りです。小ぶりな丸いお尻はセクシーです。ホイールハウスの綺
麗なアーチやボディとのバランスも完璧です。もう当分あまり必要のない完成され
たスタイルだと思います。


mb12.jpg
内装もこの価格帯にしては高級感がありますね。ダッシュは低い位置にあり、か
つ直線基調で視覚的な安定感を感じさせてくれます。クロームの使い方やメータ
ーのレタリングなども流石にメルセデスは心得ている。かなり高級感があります。


mb13.jpg

発進はとにかく楽です。クラッチのストロークは長めですが、つながりは実にス
ムーズですし、粘るエンジンによってまずエンストする心配は要りません。初代
のボクスターの難易度を1とすると10点を付けたくなるほど発信のしやすいMT車
です。万一、エンストしてもクラッチペダルを踏み直せば、アイドリングストッ
プの再始動機能が勝手にエンジンをかけてくれますから、なにも無かったふりを
して直ぐにスタートできます。


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今週の無料版は
「スバル・レガシィB4 2.0GT DIT(4WD/CVT)」
“まだまだこんなもんじゃない?”

KIMG0260.jpg
 
今回から“よりズバズバいきますよ!”なんて宣言しておきながらいきなりファ
ンの多いスバルのそれも基幹車種であるレガシィを取り上げるのは別に踏み絵で
もマーケティングでもなく単に気になったからです。

レガシィはVol.19でも取り上げましたが、その時の印象もはっきりと良くなかっ
たので気になっていました。こんなものではないはず。もっと熟成されれば・・
と思っていました。

だって先代のB4の後期のSI-DRIVEをS#にした時の走りの切れ味は確かにスバルフ
ァンならずとも唸らせるものがありましたから。

しかも今回はあのBRZのエンジンにターボを付けて2.0で300psを発揮するニュー
エンジンが搭載されたというではありませんか!これは誰がなんと言おうと乗ら
なければなりません。

 
スタイル★★

ここは何も変わっていません。全長×全幅×全高=4745×1780×1505mm、ホイー
ルベース=2750mmというアメリカ仕様の巨漢は未だにこれがレガシィと認めたく
ない部分です。

特に1505mmという車高はスポーツセダンと矛盾しますし、何よりせっかくの低重
心のボクサーエンジンを活かしているとは全く思えないパッケージングです。

フロントは吊り上ったいびつなライトだし、一転リアは旧GSみたいな洒落た丸み
のあるコンビネーションランプだったりで統一感もありません。

まあフロントはこのいびつさがスバルらしさと取れなくもありませんが、はっき
り言って美しいわけでもなくまったく好みのスタイルではありません。


内装★★

内装も相変わらずですね。いいかげん黒一辺倒の旧態然としたセンスはどうにか
ならないものでしょうか?今回シートに青のステッチが入れられたのが唯一洒落
っけの感じられる部分です。ただシートのデザイン自体は単調で相変わらず面白
みのないものです。

またドアパネルやダッシュは流石にインプレッサほど安っぽくはありませんが、
とにかく色使いが単調で質感の演出も下手です。せっかく荒れた路面でもミシリ
ともいわない品質を備えているのにそれが見た目に伝わってきません。

シフトゲート周辺のデザインも単調で間延びしているのもスポーティーカーとし
ては間抜けな感じです。ゆったりセダンになりたいのかどっちなんだ?と聞きた
くなる内装です。

良くなったのはステアリングにSI-DRIVEのモード切替スイッチが移った事です。
これで切り替え時に視線の移動が少なくて安全に操作できるようになりました。


エンジン・ミッション★★☆

これまでスバルのフラット4はロングストローク型のFBとショートストローク型の
EJがありましたが、これにこのBRZで登場したスクエア型FAが加わり3種になりま
したね。

NAのFA20との違いは、NA(BRZ)がトヨタの直噴技術であるD-4S(筒内直接噴射と
ポート噴射を併用)が用いられているのに対し、こちらはスバル独自の筒内直接
噴射のみに改められています。

DITとはダイレクト・インジェクション・ターボの意味ですね。今や世界の主流
ともいえる直噴ターボ化によって長年レガシィの弱点といわれた燃費もJC08モ
ードで12.4km/リッターがうたわれています。

そして件のミッションですが、これは残念な事にリニアトロニックと呼ばれるCVT
しか設定がありません。インプレッサの時にも“全然リニアじゃない”と酷評し
たCVTです。

まあこのスペックからある程度は予想していましたが、結果予想通りの乗り味で
した。確かに300馬力のターボパワーは豪快です。でもそれがこのCVTによって意
のままにならないのが全てです。ツインクラッチやタイトなトルコンが叶わぬな
らせめてマニュアルで乗りたいところですがその設定もありません。

SI-DRIVEも各モードの差が何故か以前ほど体感できません。IからSにすると確か
にCVTも低付加ではかろうじてタイトになります。でもSとS#はもっとはっきり変
わってもいいと思います。メーターのトルク曲線によるとピークパワーは変わり
ませんが、中速トルクはぐっと厚くなっているはずなのに実感が無いのは絶対値
こそ変われど、トルクのツキなどレスポンスの部分で変化が少ないからではない
でしょうか?

先代のB4ではこの部分が明瞭でパワーは少なくてもはっきりとレスポンスが向上
し、気持ちのいい走りが出来たものです。

とにかくこのパワートレインはどのモードでもですが、全開にするとターボパワー
によって予想以上の勢いでスピードを乗せます。ただアクセルを戻してからも少
し加速が残ります。CVTのレスポンスの悪さがこれを助長します。まるでターボラ
グの大きな出来の悪い旧世代のターボのように“ギュイーン”と加速してその後
“ふっ”と車体か軽くなるような嫌な余韻が残ります。

これならパワーは無くともトルクのツキのいいNAのFA20方がいいなと思ってしま
います。思い通りのスピードにコントロールがし辛いというのは加速の絶対値よ
りも、スポーティーの度合いとしてはよほど致命的です。レスポンスの良さやリ
ニアな加速は気持ちのいいドライビングのためにはパワーより先にあるものでな
くてはいけません。

また細かなところではアイドリングの振動がかなり大きいです。まあ前述のCVT&
パワー特性からするとたいした問題ではありませんが・・。


足回り★★★

足回りもエンジンと似たキャラです。低速では十分に締まっていて“オーこれは
もしや!”と思ったのもつかの間、フルスロットルを与えるとステアフィール共々
途端に不安になります。車高の高さによる不利なディメンションもですが、その
重さとぬるいストローク制御から高速域ではピッチングとローリングを誘発しそ
のパワーに対してボディコントロールははっきりと上手くありません。

電動ステアリングもデビュー当時よりは大分シュアになりました。それでも人工
的な演出は見られますし、飛ばしたときの信頼感は全く不足します。14.5という
速いレシオも高速では仇になっている感じです。落ち着きが足りません。

ココも先代の方が完成度は高かったと思います。確かにこれがトヨタのセダンな
ら頑張ったといえるレベルにはあります。乗り心地も飛ばさない限りはこれほど
しっかりしたフィールの日本車もなかなかあるものではありません。つまりスバ
ルはこんなものではないと思いたいです。


総評★★

でも2.5のターボよりもパワーも価格も上のこのDITモデルはレガシィのというこ
とはスバルのフラッグシップたるモデルです。エセスバリストの私でもそれがこ
の出来では納得がいきません。

これなら80万安い2.5のNAの方がいいかと思ってしまいます。このDITは下手にパ
ワーがあるだけについ飛ばしたくなるのですが、飛ばしても何いいことはありま
せん。NAのFA20と違って音も人工的で快音はありませんし、とにかく飛ばすと嫌
な面、アラしか見えません。4WDなのにたかだか?300psのパワーを支配しきれて
いません。

あー、また言っちゃいました!!今回も熱心なスバリストの方からお叱りのメー
ルが届くかもしれません。

確かに343万はバーゲンですが、もう少しコストをかけてもミッションとシャー
シを煮詰めて欲しいです。今後のSTIやS402のような仕様の登場を期待するしか
ないのでしょうか?


スペック: 全長×全幅×全高=4745×1780×1505mm/ホイールベース=2750mm
/車重=1560kg/駆動方式=4WD/2リッター水平対向4 DOHC16バルブ(300ps/5600rpm、
40.8kgm/2000-4800rpm)/価格=343万3500円




(※この記事は2012年5月に書いたものです。有料版の記事の一部を加筆訂正
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コメント

SKL200ではなくSLK200ですね。

  • 2013/05/22(水) 12:11:49 |
  • URL |
  • 名 #-
  • [ 編集]

Re: タイトルなし

> SKL200ではなくSLK200ですね。
うわーほんとだ、SKLになってる><
直しました、ありがとうございます^^

  • 2013/05/23(木) 08:17:49 |
  • URL |
  • 試乗オヤジ #-
  • [ 編集]

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