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TEST DRIVE 試乗オヤジのたわごと (クルマ大好き試乗オヤジの言いたい放題)

元・自動車評論家によるディーラーの試乗記。 いいクルマは動き出しの5m、交差点一つ曲がっただけで分かるもの。 これまでに乗ったクルマは1000台近くになるのではないでしょうか?自分で買ったクルマも30台以上になります。ブログだから書ける本音のインプレ。

試乗 ボルボV40クロスカントリー

今回のメルマガ「雑誌に書けないクルマの通知簿」Vol.114は

「ボルボV40クロスカントリー」
“北欧の車らしさのある個性派”

V40に新しく追加されたクロスカントリーに乗ってきました。この手のクルマはボルボは手馴れたものですね。車高を30mm上げてストロークの豊かなサスと”らしい”内外装を与えて出来上がりです。

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しかしデザインはいいですね。競合ひしめくプレミアムCセグですが、V40は独特の存在感を放っています。デザイナーはC30もデザインしたサイモン・ラマー氏。なので今回もリアがキャラクティブなのですね。

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ノーマルとの違いは、専用のルーフレールが標準で装備されることや、ハニカムメッシュパターンのフロントグリル、前後バンパーのSUV的な力強いデザイン処理などです。

ノーマルのスポーティーなフォルムは健在ですね。一見ハッチバックですが、横から見ると長いルーフは随分とスポーティーでVが示す如く、ワゴンとハッチの間の新種のような雰囲気です。

ポイントは、後方に向けてなだらかに上昇していくショルダーラインと、それに反するようになだらかに下降してくるルーフラインです。このラインはリアエンドできれいに交わり、サイズを超えたエレガントな装いを湛えています。後端も左右に強く絞り込まれ、フェンダーのボリュームも大胆に強調されています。


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内装も面白いです。メーターはアナログ計の代わりにTFT液晶を使って好みに応じて表示を自由に変更できるタイプですね。これは好みで『Elegance』『Eco』『Performance』の3種の表示が可能でエレガンスはブラウン、エコはブルーグリーン、パフォーマンスはレッドと色が変わり、表示もパフォーマンスではタコメーターに切り替わります。

まあこの手をホンダがやるとめっきり子供っぽくなって”アイタタタ・・”となるのですが、そこは流石のスカンジナビアンデザインです・・。
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タイヤは同じブランドなので255/50R17(ミシュランPRIMACY HP)個体差なのかも知れませんが、僅かに細かな振動が残ります。

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今週の無料版は
「ルノー・メガーヌ・ルノースポール(RS) 6MT」
“センスの良さが走りにも”

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2011年2月10日の発売です。雑誌“ENGINE”の名物企画“HOT100”でも常に上位に食い込むクルマです。つまりジャーナリストの評価の高いクルマですね。
 
私はルーテシアのRSにしか乗ったことがなかったので、ずっと気になっていました。近くのルノーにいつも試乗車がなくてこれまで乗れていなかったのです。

ところが7月にマイナーを受け、エンジンが15psアップの265ps、最大トルクも34.7kgmから36.7kgmになったのを機にマイナー前のLHD、250psモデルをおろすので、それでよければと連絡があり、そそくさと出かけたわけです。

それにしても皆がそこまで褒めるのは怪しい?ルノージャポンはRSシリーズの日本でのマニア層の訴求を狙ってRSの広報車を多くのジャーナリストに長期貸出しているそうだし・・。よーし、弱点探してやろーじゃないの!というわけです。


スタイル★★★★

全長×全幅×全高=4320×1850×1435mm。先代モデルの「メガーヌRS」に比べると、85mm長く、75mm幅広く、15mm低い。2640mmのホイールベースは15mm短くなっています。

サイズの割に長くエレガントに見えます。それは全てのラインが伸びやかに連続しているからですね。極めつけはルーフラインがそのままクロスしてリアウインドウを1周する形になるところです。全体にウエッジシェイプのクーペだから出来るエンドレス・ラインです。

結果リアウインドウは特徴的に小さく、ヒップラインのボリュームが強調された形になっています。リアの上部を極端に絞込むことによってオーバーフェンダーを強調したのもスポーツムードを高めています。

全般に丸く女性的でありながら男性が乗っても恥ずかしくない力強さも持っています。ここは乗る前から分かっていましたが、弱点は無しとします。


内装★★★★★

レカロ製のバケットシートや、革巻きのステアリングホイール&シフトノブで構成されるスポーティモデル“お約束”の仕立てなのですが、ルノーがやると何故こうもさりげなくサラリとやってのけるのでしょう?

これをスバルとかがやると”頑張ってる感”満載で女性など乗れたものではないですが、このクルマなら女性が乗ってもサマになります。インプレッサのSTiとかに女性が乗っていたら”彼氏かお兄さんのクルマ”にしか見えませんが、コレならカッコ良すぎです。

ボディは黄、白、赤など合計7色のボディカラーが用意されますが、内装はいずれを選んでも、黄色いシートベルトに黄色のタコメーター&黄色ステッチのステアリングとなり、シートも黄色のレカロが付きます。この黄色もこれ以外ないという絶妙の黄色です。

ポジションは自然ですね。上から見るとラグビーボールのような形をしたダッシュの御蔭で窮屈な感じもありません。ショールームにあった右ハンドルも試しましたが、どちらもクラッチのオフセットなどもなく右ハンドルもOKです。

一番気入ったのは、ルノープロデュースのレカロが開放感に溢れることです。大きなドアで乗り降りもたやすくサイズもたっぷりしていて窮屈さはありません。そして表皮の1センチが正にルノーの柔らかさで、このシートだけでフランス車を感じられます。もちろんフットレストで踏ん張ればサポートも十分です。表皮がメッシュの布地は滑りにくく吸湿性も良さ気です。

またリアシートにも座ってみましたが、身長177センチの私でもどうにか座れます。流石にヘッドクリアランスはギリですが、ニースペースは余裕があります。またリアシートを倒せばフラットになるなど、ショートワゴン的な使い方ができるのも便利です。Sタイヤ4本積んでサーキットへなんてことも余裕です。

面白いのは「R.S.モニター」と呼ばれるメーターで、センターに配されるそれは過給圧、スロットル開度、エンジンのアウトプット、油温ほか、LAP、0-400m、0-100km/h、さらには前後左右方向へのGの出方など、「走り」に関したさまざまな情報を表示できます。操作に慣れるまで大変そうですが、サーキット遊びが好きな人には楽しめる装備でしょう。

ココも悔しいですが、弱点は無しです。


エンジン・ミッション★★★☆

エンジンは2リッター直4ターボでミッションは6MT。1900rpmで最大トルクの80%を出せるというフレキシブルなエンジンです。パワーアウトプットは250ps/5500rpm&34.7kgm/3000rpm。

先の「R.S.モニター」によってアクセルレスポンスを「SNOW」からサーキット用の「EXTREME」まで5段階に調節することもできます。また介入レベルを3段階で設定できるESP(横滑り防止装置)など、走りを楽しむためのツールにも欠きません。

エンジン音は低めにチューニングされています。回してもさほど突き抜ける感はなく、フランス車=乾いたサウンドを想像する年配のマニアにはちょっと物足りない感じです。その点はNAでパワーは少ないですがキャブみたいに豪快で音の変化も楽しめるルーテシアRSの方が好きです。

ギアリングは低めでトップエンドになると、メーター内の警告ランプがつき、電子音も鳴ってシフトアップを促がします。高回転でもエンジン音が高まらずトルク特性もフラットなため当日はセカンドやサードでもそのお世話になってしまいました。

確かにパワー&スピードは十分ですが、多少ドラマに欠けます。まあ豊富なアフターパーツで解消されますが、ノーマルでは少し物足りません。ココ減点です。マイナー後の265psバージョンでどのぐらい解消されているのか気になりますが・・。

しかしイイのはミッション&クラッチですね。このシフトタッチは86よりも段違いに高級でスムーズです。クラッチも軽いだけでなく半クラがやりやすいなど美点多数。早いシフトをした時のクラッチが切れきれていない時のフィールなどもちゃんとチューンされていて、またその後“一瞬でミートしてフルスロットル“という一連の動作も実にスムーズです。クラッチの上の方で素早く行えます。この辺のチューンは流石に玄人集団のルノースポールの仕事ですね。


足回り★★★★

試乗したのは日本に輸入されるのは2つあるうちのハードな仕様の方です。ルノーが「カップシャシー」と呼ぶ、スポーツ走行を前提に路面追従性を追求したタイプです。これはノーマルよりも剛性の高いアンチロールバーや、ルノースポール専用のフロントサスペンション(ダブルアクスルストラットサスペンション)、ヘリカルLSDなどが備わります。

しかし乗り心地はとてもいいです。つまり最初の数センチは常に丸く直接的なショックは一切伝えません。ここは日本のスポーツモデルと違うところです。

もちろん制動性能も抜かりなく、ブレーキディスクは前:340mm、後:290mmのブレンボ製。同じくブレンボ製のフロントブレーキキャリパー(リアはTRW製)のそれは軽いタッチで締め付けるような強力な制動を持ちつつコントロール性にも優れます。欲を言えばタッチにもう少しガッチリとしたフィールがあれば文句なしです。

8.25Jのホイールに235/40ZR18という太めのタイヤ(ミシュラン・パイロットスポーツ)のグリップは強力でコーナリングはほぼオンザレールです。“バネ下”についても、硬いとは言え決してドタバタ暴れる感覚はありません。これはアームに軽いアルミを使用しそのスパンが十分に取られているためと思われます。ここはジャーナリストさんの言う通りです。

このシャーシカップにはフランス車には珍しくヘリカルLSDが付きますが、確かにこのロールとストローク、このパワーならタイトコーナーの立ち上がりで前輪内側のホイールスピンは免れません。まあGKNドライブライン製のヘリカルLSDの特性については慣れが必要かもしれません。早めのアクセルオンではアンダーにつながりますから、きっちりクリップに付いてからアウト側にスライドを許す限りの範囲でアクセルオンみたいな使い方がタイムアップの秘訣かと。

その場合のトルクステアは若干出ます。ステアリングはそれなりにしっかりと保持しなくてはなりません。しかしキャスター角は9度と大きめで直進性はしっかりしています。低いギアでは何度かホイールスピンしましたが、キックバックは少なく介入もスムーズでクラッチタイプのように唐突な挙動はありませんから安心感は高いです。


総評★★★☆

確かに面白いのですが、前評判が高すぎたせいか、はっきり言って私は街中ではルーテシアRSの方が楽しめると思います。メガーヌRSの方はエンジンの音やハンドリングがどうにも重い感じがするのです。

フランスのホットハッチに軽快感を求めてしまうのは206RCなどを知るオヤジだからでしょうか?

確かにサーキットに持ち込めばメガーヌの方が楽しいと思います。だからシャーシカップの足なんですけどね。でも街中レベルでは90万ほど安いルーテシアRS(今はないですが)に魅力を感じます。

400万を切る価格はこれほどの車にしては確かにバーゲンです。でもこのクラスのスポーティーカーだったら他にも選択肢はあると思います。ルノージャポンが貸してくれなかったからではありませんが、サーキット走行がメインでなければ私ならミッションのRCZかジュリエッタ・コンペティツィオーネを選びます。


スペック: 全長×全幅×全高=4320×1850×1435mm/ホイールベース=2640mm/車重=1430kg/駆動方式=FF/2リッター直4DOHC16バルブターボ(250ps/5500rpm、34.7kgm/3000rpm)/価格=385万円



(※この記事は2012年7月に書いたものです。有料版の記事の一部を加筆訂正し約1年遅
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