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TEST DRIVE 試乗オヤジのたわごと (クルマ大好き試乗オヤジの言いたい放題)

元・自動車評論家によるディーラーの試乗記。 いいクルマは動き出しの5m、交差点一つ曲がっただけで分かるもの。 これまでに乗ったクルマは1000台近くになるのではないでしょうか?自分で買ったクルマも30台以上になります。ブログだから書ける本音のインプレ。

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試乗 メルセデスベンツC 250 BlueEFFICIENCY Coupe

今回のメルマガ「雑誌に書けないクルマの通知簿」Vol.121は

試乗 メルセデスベンツC 250 BlueEFFICIENCY Coupe
“もしや最良のCクラス?”

bc1.jpg
私、Cクラスのセダンにはこれまで何度も乗ってきましたが、あまりいい印象はなかったのですね。率直に言ってDセグライバルのBMW3シリーズやアウディA4に比べ設計年度の違いもあって少し落ちるなと思っていました。それは2011年のビッグマイナー後も同様です。まあ現行のCクラス(W204)のデビューは2007年のジュネーブですからそろそろ次期モデルの噂も出る頃ですし・・。

で、今回はこれまで何故か縁がなかったクーペに乗ってみました。クーペはC63のAMGには乗ったことがありましたが、普通のモデルには乗った事がなかったので。そろそろ熟成も進んでいる頃だし、欧州車の常で最終モデルは美味しいのでは?なんて期待して試乗に出かけたわけです・・。
bc2.jpg
全長×全幅×全高=4640×1780×1390mm/ホイールベース=2760mmというサイズは日
本で使う小型スポーツクーペとして絶妙ですね。セダン比で全高だけが40mmレスされ
ているだけですが、流石にカッコ良くまとまっています。

直線基調のウェッジシェイプを基本とするスタイルは以降Eクラスなどメルセデスの
本流になっていますね。

特にサイドはボンネットから伸びる1直線のキャラクターラインが力強さと明快さを
与えています。クーペフォルムの正に王道です。また全体のフォルムとしてはルーフ
ラインなど適度に曲線も交えてあるのはエレガントな演出も必要なクーペとしてはい
い塩梅だと思います。

bc.jpg
シートのカラーこの250では黒レザー1色ですがステアリングやシートには赤いステッ
チが施されシートベルトは赤!でかなりスポーティーに演出されています。着座位置
もセダンに比べて低くスポーティーなポジションになっています。

リアシートはクーペなりの閉所感はありますが、ヘッドクリアランスなどはしっかり
と確保されており身長177センチの私が座っても物理的にはどこも触れるところはあ
りません。プラス2とした事で左右を中心に寄せ確保したのでしょう。贅沢でパーソ
ナルな空間になっています。



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次号は「ジャガーFタイプ」の予定です。お楽しみに!



今週の無料版は

「三菱・ミラージュM」
“価格は正直?””


KIMG0677[1]
 私のように40代のオヤジ世代ではミラージュといえば78年の初代を思い浮
かべると思います。当時はまだ珍しかったフラッシュサーフェス化されたク
リーンなスタイル(カタログにはイメージにリンゴがいっぱい載っていたよ
うな)や、スーパーシフトという副変速機付きのミッションなどが特徴で日
本車離れしたフレッシュなスタイルで人気を集めました。

 まあ、その後のミラージュは初代のような個性は無くなってほとんど思い
出せない存在になってしまったのはご存知の通りです。

 今回復活したミラージュですが、中身はもちろんコンセプトも従来のミラ
ージュとは何の脈絡も無いです。名前は単にサイズで与えられた感じですね。
コルトでも良かったのではと思います。

 新型は価格の安さと燃費など経済性に主眼を置かれて開発されたクルマで
す。アジアへの販売を考慮し生産拠点をタイにしたのも「日産マーチ」など
と同じですね。タイで生産すればタイ政府の誘致政策によって優遇税制が受
けられる他、ASEAN(東南アジア諸国連合)内は関税がかからないなどのメ
リットがあります。

 JC08で27.2km/リッターの低燃費に加え、99万8000円からという低価格が
ウリのコンパクトカーです。


スタイル★★★☆

 角を丸めたスタイルは確かに初代の面影を残しています。明るいボディー
カラーが豊富なことも(全8色)フレッシュな印象ですね。ちなみに人気の
ボディーカラーは試乗したセルリアンブルーマイカだそうです。

 フォルムは横から見るとウェッジを意識した直線的なキャラクターライン
が走りますが、全体に丸みを帯びているためソフトで女性的な印象になって
います。また新しいカローラもですが昔を思わせる比較的立ち気味のAピラー
にも好感が持てますね。しかもその割に燃費に影響する空気抵抗も低くCd値
は0.27と優秀な値を得ています。

 特筆すべきは、ライバルより100kg近く軽い870kgという車重を実現した
ことでしょう。軽量であることは燃費にも走りにも利きます。ココは評価す
るポイントだと思います。

 ただ残念なのは品質ですね。特にドアの開閉は誰でも分かるほどスムーズ
さを欠きます。このあたりはマーチもそうですが、価格を抑えるために割り
切っているのでしょう。またボンネットの隙間などは遠目にもはっきりと大
きく、ドアの前後や上下のクリアランスもバラバラです。低い工作精度はタ
イ工場の宿命なのでしょうか。


内装★★
 
 内装も黒だけではなくベージュも用意されるのは、頑張ったと思います。
流石にボディーカラーによって限定され自由に選ぶことは出来ませんが。

 後席は狭いです。177センチの私だとレッグルームもヘッドクリアランス
も最小です。このあたりは間違ってもフィットやノートと比べてはいけませ
ん。

 後席中央にも3点式シートベルトが備わるのはいいですが、全てのグレー
ドで後席中央のヘッドレストは用意されません。

 運転席のスペースは十分です。シートは座面が短いのは気になりますが、
クッション自体は薄めながら、表面に僅かながらソフトな部分があって、
ホールドもしっかりしています。ステアリングはチルト機構は備わります
がテレスコは付いていません。

 ダッシュやドアの内張りはもちろん安手のプラスチックでデザインも見
るべきものはありません。デザインにもお金がかかるということでしょう
か?


エンジン★★☆

 エンジンは3気筒1リッター、DOHC12バルブ(69ps/6000rpm、8.8kgm/50
00rpm)です。「コルト」に搭載されていた4気筒から1気筒を切って3気筒
にしたものですね。3気筒にしては振動は良く抑えられている方だと思い
ます。もちろん気にして乗れば分かりますが。

 一方音は少し気になりますね。軽量にこだわった為に吸音材は最小です。
2500回転以上ではガサガサとしたかなり安っぽい音質の排気音が響き渡り
ます。

 トランスミッションは「日産マーチ」などと同じジヤトコ製の副変速機
付きCVTですが、これも並でダイレクト感などは期待してはいけません。

 ただマーチでもそうですが、車重が軽いことでそこそこ軽快に走るのが
救いです。

 少し前までは安全性とボディ剛性に対するヒステリックなまでの要求か
ら車重は重くなる一方でしたが、ココに来てエコと経済性を重視する風潮
の副産物ですが、各社とも軽量化に対する取り組みが見られるのはいいで
すね。マーチやミラ・イース、アルト・エコなどいずれもボディ剛性はそ
こそこで乗り味は安っぽいですが、軽量ボディで軽快感のある走りはちょ
っと懐かしくもあります。

 特徴はクラストップのJC08モード27.2km/リッターという低燃費ですね。
アイドルストップのAS&G(オートストップ&ゴー)は少しクランキングが
長く他社に比べ僅かに見劣りします。


足回り★★☆

 乗り心地は意外にいいです。燃費重視で硬く高圧設定のタイヤを履きま
すが、角はしっかりと取れています。165/65R14という細めのタイヤサイ
ズも正解で非常にすっきりとした軽快な乗り心地です。横滑り防止装置が
全車に標準装備となっているのもいいですね。

 ただ、ステアリング・フィールはかなり酷いです。フリクションの塊で
す。路面状況をまったく伝えません。シャフトに厚紙でも挟まっているか
のようなフィールで、せっかくの軽量ボディによる軽快感も台無しです。
ドアの感触もそうですがココまではっきりとしたコストダウンの痕跡はア
リなのでしょうか?かなりクルマに疎い人でもこれは気になると思います。
というか運転するのが嫌になるのではないでしょうか?

 実はたまたまこの後に新型ノート(価格はミラージュの約1.5倍)に乗
ったのですが、やはり価格以上の差を感じましたね。まあ詳しくはまたレ
ポートしますが、「ノートってこんなに良かったか?」と思ったものです。


総評★★

 ベース車両で100万円を切る価格は確かに価値です。しかしこういうも
のは本当に今日本が作るべきものなのか?ということをそろそろ考えなく
てはいけないのではないでしょうか。この品質と性能なら韓国車や中国車
でいいじゃないのかと?

 確かに信頼性の部分では日本メーカーの強みはあると思います。しかし
タイ工場で作り、実際品質もそれなりのものしか出来ないなら安く作るこ
とに長けた韓国車の方がイイのでは無いのか?例えばヒュンダイのi20と
ミラージュを比べるとどっちが楽しいかと問われればi20と答えてしまい
ます。

 このミラージュやマーチを見ると日本車は今や本当に難しい位置にいる
のだなと感じます。世界に高く売れるブランドを持たないことで高級車や
個性ではヨーロッパ車に適わない。かといってアジアに売ろうとすると価
格では韓国車に適わない。このままではテレビやガラパゴ携帯ではありま
せんが、世界市場からシェアを失ってゆくかもしれません。

 かつて日本車は安くて高品質だったから世界を席巻したのです。そこ
そこ安くてそこそこの品質では今や誰も相手にしてくれません。市場の
二極化はどんどん進んみ、日本車の居場所がなくなっているように感じ
るのです。だからミラージュにはちょっとたセンスや乗り味の違いなど、
「流石に安くても日本車はいいな!」と思わせてくれる何かを期待して
いたのですが・・。


【スペック】全長×全幅×全高=3710×1665×1490mm/ホイールベース
=2450mm/車重=870kg/駆動方式=FF/1リッター直3DOHC12バルブ(69
ps/6000rpm、8.8kgm/5000rpm)/価格=118万8000円


(※この記事は2012年9月に書いたものです。有料版の記事の一部を加筆訂正し
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  • 2013/08/12(月) 15:30:01 |
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