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TEST DRIVE 試乗オヤジのたわごと (クルマ大好き試乗オヤジの言いたい放題)

元・自動車評論家によるディーラーの試乗記。 いいクルマは動き出しの5m、交差点一つ曲がっただけで分かるもの。 これまでに乗ったクルマは1000台近くになるのではないでしょうか?自分で買ったクルマも30台以上になります。ブログだから書ける本音のインプレ。

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試乗 メルセデスベンツE250カブリオレAMGスポーツパッケージ

今回のメルマガ「雑誌に書けないクルマの通知簿」Vol.123は

試乗 「メルセデスベンツE250カブリオレAMGスポーツパッケージ」
”これは大人のメルセデス!”

ボディ&ホイールベースをシェイプされたEのクーペやカブリオレって、
よく「シャーシはCクラスベースでなんで・・」なんて揶揄されるじゃないですか!

はっきり言ってこれは乗った事が無いか、乗っても何も分からずにメディアの受け売りをしているタコの言うセリフですね。

私はこの最新のカブリオレに乗ってこれがベストEクラスとさえ感じました!
MBC2
特に乗り心地ですね。ここはちょっと驚きました。
このカブリオレはEクラスの中で最も乗り心地がいいです。
私はこれまでセダンやワゴンなど色々なEクラスを試しましたが、特にボディコントロールにおいてあまり満足した記憶がありませんでした。
例えばA6などに比べると明らかにピッチングが残っていて洗練に欠けると感じていました。

それがどうしたことか、このカブリオレは高級なボディのEとして、それゆえベンツは意地になってセダン以上にコストをかけたとしか思えません。
この優雅なボディにふさわしい乗り心地となっているではありませんか!・・

MBC3
サイズはCベースとあってセダンに比べホイールベースが2874mmに対し2760mm、全
長もセダンの4892mmに対して4745mm、全幅1855mmに1785mmと、それぞれコンパ
クトになっているおかげでかなり引き締まって見えます。

それにしても2+2の4座を持つ高級なカブリオレっていいですね!クラシカルにソフ
トトップを与えているのも高級感をかもし出すポイントです。


MBC1
内装も今回のマイナーですっかり良くなりました。試乗車はAMGスポーツパッケージ
でしたからシートやステアリングもちょっとスポーティな仕立てです。メーターやス
イッチなども細かなシルバーのアクセントが与えられCには無い四角い時計も付いて
います。サイズはCに近いですが仕立てはしっかりとEクラスになっています。





以下、気になった方は登録月は1ヶ月(バックナンバーも含め4号分)は無料で読めますのでぜひチェックしてみて下さい↓
●有料版「雑誌に書けないクルマの通知簿」(¥315/月)

次号は「BMW320iグランツーリスモ」“失ったものは少なくない!”の予定です。お楽しみに!



今週の無料版は

「ポルシェ・ボクスター 2.7 7速PDK」
“完璧すぎる!”


bx1[1]

オープンカーの季節到来という事で新型ボクスターに乗ってみました。Vol.
65で取り上げた911S(991型)があまりに素晴らしかったので、ある程度予想
はしていたのですが、結論から言ってやはり素晴らしい出来でした。

 難くせつけるのが得意技の私もスタイルなど好みの部分はさておき、こと
ハードの出来に関してはまったく隙がありません。ボディはオープンにして
もミシリとも言いませんし、エンジンは激しく力強く回ります。乗り心地は
無駄な動きのない上質なもので、ハンドリングは正に理想的。全盛期のシュ
ーマッハのブロックのようです。

 それでは、以下細かく見ていくことにしましょう。


スタイル★★★★☆

 ここも随分格好良くなりましたね!これまでボクスターはポルシェらしい
丸みのあるスタイルでしたがそれがちょっとスムーズすぎて力強さや質感に
欠ける印象がありました。

新型は全長で3cm、ホイールベースは6cm延びています。縦長のライト周りの
エッジがはっきりとし、エアインテークが大型化されたことなどで随分アク
レッシブで現代的な印象になりました。ちょっとカレラGTや918スパイダーと
の近似性も感じさせるなど、最新のポルシェのテイストをうまく取り入れて
います。

 一方ボクスターの伝統を守ったのは、そのプロポーションとリアセクショ
ンです。ホイールの存在感を引き立たせ、リアサイドエアインテークととも
にミッドシップレイアウト主張するのが、ボリュームのあるショルダーライ
ンです。これは往年の軽量ミッドシップスポーツカー、718 RS 60スパイダー
をイメージさせます。

 また技術的には大きくなったボディにもかかわらず、35kgも軽くなったこ
とも付け加えなくてはなりません。ボディーシェルの46%をアルミにするな
ど、高性能にもつながる省燃費と軽量化はニューボクスターの大きなテーマ
の一つです。ちなみにルーフは手動のロックもなくなりフルオート僅か9秒
で開閉します。


内装★★★★

 パナメーラから始まった一直線のセンターコンソールは、内装に於ける最
新ポルシェのアイコンですね。質感も911並みとは言いませんが、従来型よ
りもさらに高くなっていてポルシェの名に恥じないものになりました。初代
のプラスチックだらけの内装と比べると随分良くなったものです。

 ミッドシップのボクスターはラゲッジが意外に使える事もこれまで通りで
す。リアのラゲッジルーム容量は130リッター。フロントにも150リッターの
荷室が確保されていて特にフロントは深さもあり使いやすいものです。

 星がひとつ足りないのはダッシュが平面的で包まれ感がなく、開放的なの
ですが、いわゆる“ポルシェを着る”というフィット感に乏しいことが要因
です。飛ばすと両サイドがもっと手のうちに欲しい感覚になります。まあ、
オプションのスポーツシートで改善できますし、オープンでのんびり走る時
にはこの開放感もありがたいのですが。


エンジン★★★★☆
 
 排気量が2.9リッターから2.7リッターにダウンしたにもかかわらず、直噴
化によりパワーは10psアップしています(トルクは0.9kgmダウン)。ちなみ
に試乗はしていませんがボクスターSの方は3.4リッター直噴のままで、5ps
増しの340psになりました。

 ミッションは7速のPDKと6速のMTです。911にある7速のMTは重量増を嫌っ
てあえて採用しなかったとのこと。

 エンジンの印象は雑音が消え随分静かでスムーズになりました。初代など
はバルブとカムの叩く音がバリバリ、ガシャガシャと賑やかで、回すと気持
ちのいい吸気音を掻き消す勢いで騒ぎ立てたものですが、今回は十分に快適
で演出されたものとなっています。望めばオプションのスポーツエグゾース
トで音量も気分次第で変えることが出来ます。

 回転感は完璧バランスのフラット6ですからまさにモーターの如きスムー
ズさなのですが、ポルシェの事ですからちゃんとそこにドラマがあります。
低速で“バラバラ”と言ってみせたかと思うと中速のパーシャルでは“フォ
ーン”と美事な美声で咆哮を歌い、高回転では“シャーン”とマウントから
ボディから一体感を伴いソリッドでシャープな加速を見せます。

 ミッションも相変わらず完璧ですね。パドルも使いやすいものに改められ
ています。星が半分足りないのは比べるのも酷ですが911の質感を知ってし
まったからです。


足回り★★★★★

 ここも悔しいぐらいに完璧です。どうにか弱点を見つけようと幌を開け
荒れた路面をハイスピードで走ってみたりしたのですが、ボディも内装も
ビクともしません。

 とにかく乗り心地は従来型から2ステップぐらい飛び越えて良くなってい
ます。これは911もなのですが、アルミを多用したボディでこれほどいなし
の効いた乗り心地はちょっと経験がありません。アルミを使うどどうして
も入力がきつくなってしまったりするものなのですが、ポルシェはバラン
スがうまくそれをフラット感やソリッドさの演出に使っている感がありま
す。無駄な動きが一切なく、硬いけどなんとも爽やかな乗り味なのです。
この乗り心地はちょっと経験がありません。

 また新採用の電動式パワー・ステアリングの完成度の高さも驚愕もので
す。直進状態出し方やそこから切り始める時の滑らかさ、アシスト量の漸
進的な変化が、完璧でその存在を感じさせません。正確で剛性もたっぷり
ですから、路面とクルマの状態をすべて手の平に感じることができます。
このシュアなステアリングだけでスポーツカーを運転する喜びが感じられ
るというものです。


 そしてハンドリングはボクスターの独壇場ですね。911も今や限界が高
すぎてリアエンジンの弊害を感じさせませんが、ボクスターに乗ると交差
点ひとつ回るだけでも最適な重量配分がどれほど気持ちのいいハンドリン
グを生むかということがよくわかります。次のモードに移る(つまりター
ンイン)速さへの期待からか直進でさえ楽しく走れます。

 この乗り心地とハンドリングのバランスの高みがスポーツカーの醍醐味
ですね。どんなによくできたセダンでもボクスターと同じスピードで走る
には何らかの犠牲を伴います。


総評★★★★☆

 実は私は97年デビューの初代に少し乗っていた事があります。初代の2.5
Lエンジンは低速トルクが弱く、しかもクラッチのセッティングが悪く(フ
リクションがなく)一気に繋がってしまう事から、よくエンストしたもの
です。レスポンス重視でフライホイールも軽かったので人に乗せるとほぼ
100%エンストしたほどです。

 ボディもオープンですから911ほどしっかりとしている訳でもなく内装
も安っぽかったので、路面の荒れた所ではミシミシと色々な所から安っぽ
い音を立てたものです。

 それに比べてこの3代目は流石と言うかほぼ欠点の無いクルマに仕上が
っていました。失ったものは何も無いとはっきり言えます。

 星が半分足りないのは911と比べてしまう事ですね。一見安い価格は欲
しいオプションを加えていくと素の911に近くなってしまいます(特に3.
4L)。まあ、同じ価格で今の日本車がこれを作れるかといえば作れないの
ですけどね(ハードもブランドも)。

 私が欲しいのはスポーツエグゾーストやPSM(ポルシェ・スタビリティー
・マネジメント)、PASM(ポルシェ・アクティブ・サスペンション・マネジ
メント)などです。でもそうすると素でより上質な911に近くなってしまう
のです。なので、やっぱりオープンだし軽量を楽しむためにも割り切って
2.7をMTでが正解か?というところに戻りついてしまいます。うーん難し
い・・。最大の敵はやはり身内にあります。


【スペック】ボクスター:全長×全幅×全高=4374×1801×1282mm/ホイ
ールベース=2475mm/車重=1340kg/駆動方式=MR/2.7リッター水平対向
6DOHC24バルブ(265ps/6700rpm、28.6kgm/4500-6500rpm)584万円

(※この記事は2012年9月に書いたものです。有料版の記事の一部を加筆訂正し
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