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TEST DRIVE 試乗オヤジのたわごと (クルマ大好き試乗オヤジの言いたい放題)

元・自動車評論家によるディーラーの試乗記。 いいクルマは動き出しの5m、交差点一つ曲がっただけで分かるもの。 これまでに乗ったクルマは1000台近くになるのではないでしょうか?自分で買ったクルマも30台以上になります。ブログだから書ける本音のインプレ。

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試乗 メルセデスベンツCLA180」

今回のメルマガ「雑誌に書けないクルマの通知簿」Vol.127は

試乗「試乗 メルセデスベンツCLA180」
“端麗グレード?”

cla3.jpg
メルセデスのブランニューモデルCLAに試乗しました。日本では7月24日に発売。ちなみにCLAは「Coupe Light A-Class(クーペ・ライト・Aクラス)」の意味ですね。

cla2.jpg
それにしても、なんともアバンギャルドというかモードっぽい今風のスタイルですね。

CLAのフォルムはCLSを前後にぎゅっと押しつぶしたような感じです。しかしチョロQ的な可愛さと言うよりも宇宙船的未来感が勝りメルセデスの先進的なイメージを上手く表現します。とにかくそのハンパ無い凝縮感は、しかしその見事なバランスによってCLAが高品質なプロダクトであることを強く表現します。

cla1.jpg
しかし乗り味はその外観ほどに饒舌ではありませんでした。まあ試乗したのがベーシックグレードのCLA180と言う事もありますが、高速や山道ではもう少しパワーが欲しくなります。ちょっと線が薄い感じがします。同じ直噴1.6ターボでも180psを発するボルボのV40や170psのBMW1、156psのPSA系のものなどに比べると物足りないのも確かです。まあそういう人は250かAMGを選べということなのでしょうが・・。


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次号は「アウディA3」
”内外装に意思が感じられない!“の予定です。お楽しみに!



今週の無料版は

「レクサス LS600h バージョンL」
“確かに熟成されましたが・・。”


KIMG0923[1]

現行LS(F40)は2006年のデビューですね。テールランプの変更等を伴った2009年、
つまり大きいところでは今回が2度めのマイナーチェンジです。

今回は約6000点の主要構成部品のうち、半分にあたる3000点の部品変更を伴う大
掛かりなものです。

LSのラインは、まずホイールべースがノーマルかロングか、駆動がRWDかAWDか、
エンジンはガソリンエンジンかハイブリッドかと分かれます。さらに今回新たに
従来のSZをスープアップしたFスポーツという選択肢も用意されました。

今回試乗したのはマイナー前に何度か乗ったことがあったので比較がしやすいと
思いLS600h バージョンLを選びました。


スタイル★★★★

なんといってもGSやCHやRXに続き、逆台形と台形を組み合わせた大きな「スピ
ンドルグリル」が与えられたのがトピックですね。

実は私は最初写真で見た時、控えめや繊細さを売りというか特徴にしていたLS
の日本らしさというかアイデンティティを捨て、アウディなど欧州の権力嗜好
に迎合してしまった!とその宗旨変えを批判しましたが、実物はなかなか質感
が高く、確かに従来型の線が細かったデザインよりは安心感があります。

何より既にデビュー後6年を経ていますが、さほど古く感じないのはプロポーシ
ョン自体しっかりとしているからでしょう。

無駄なラインやアクセントはなく、そう言う意味でも日本風だったわけですが、
今回塗装にも厚みが出たせいか質感に力強さがでてスピンドルグリルともマッ
チする結果になったようです。

また、もともと600hがデビューした2007年に世界初採用だったLEDヘッドラン
プも今や多くのフォロワーを生んでいますが、新型ではますます進化し美しい
アイラインを実現しています。


内装★★★★

インテリアデザインも一新されました。従来没個性だった感のある大型のある
センターコンソールは廃され、流行りの水平基調のインストゥルメントパネル
が与えられました。

モニターは大型12.3インチに変更され、随分と情報量が増えました。マウスの
ような操作を可能とするナビやAV機器の操作デバイス「リモートタッチ」も採
用され、多くの操作を最小の視線移動で可能としています。

中央のアナログ時計は、時刻補正をGPSからの電波を受信して行うタイプで、デ
ザインよりも実を取る方針が見えます。アルミパネルを土台に立体的な表現が
なされた手の込んだ物で、左右どちらの席からみても正確に時間が把握できる
ものです。

革はバージョンLでは滑らかなセミアニリン仕上げのプレミアムレザーとなり、
かなり柔らかな感触で高級感があります。

オプションで選べるバンブー(竹)素材のステアリングやパネルもなかなか素
敵な風合いで、テカテカのお決まりウォールナットよりも100倍ナチュラルで
すね。各座席で異なる色のLEDイルミネーションなども、オーナの満足度を高
めてくれるでしょう。内装もようやく世界基準になったと言えます。

また最高級車らしいのは内装カスタマイズプログラム「L-Select」というオプ
ションが用意されることです。これはほぼフルオーダーの仕様を可能としたも
ので、購入時に幅広いコーディネートが楽しめるようになっています。100万以
上の高価なオプションですが、自分だけのコーディネートを楽しめるのはこの
クラスならではの特権でしょう。


エンジン★★★★

エンジンはNA直噴5.0リッターV型8気筒エンジン(2UR-FSE)は、最高出力394ps、
最大トルク53.2kgm+ニッケル水素電池を使用した2つの電気モーター(221hp、
30.6kgm)のアシストにより、システムの最大出力は444ps!

トランスミッションは、2段変速式リダクション機構を持つCVT(無段変速機)
で、3つのドライブモード(ノーマル、パワー、スノー)が選べます。さらにEV
ドライブモードがあり、低速ならばモーターのみでの走行が可能にです。ちな
みに600hでは駆動は全てAWDになります。

走り出しての感想はとにかく静かでスムーズでパワフル。ほぼ無音のままかな
りの勢いで加速しモーターのブーストがかかったような感触はなかなかほかで
は得られない体験です。

BMWのアクティブ・ハイブリッドなど一部にはこうしたパワー系のハイブリッド
がありますが、あちらはここまで無音ではありません。

ミッションは基本CVTですが、ハイブリッドのためイメージのそれとは違いとに
かくシームレスに必要な時に必要なだけの推進力を発揮してくれます。ノイズ
もスリップ感も皆無で既存のトランスミッションの概念を超えます。

ただスポーティーに走りたい人にはFスポーツの方が音は楽しめます。まあそれ
でもおとなしめなので、エンジン音に関しては「GS350 F SPORT」の方が上です
が。

LSはスポーティーといっても高級な味を損なわないことが第一ですからそれで
いいと思います。とにかく静粛性・洗練性は再び世界一に返り咲いたといえま
す。信号待ちで自動的にブレーキをかけてくれるブレーキホールドもレクサス
らしい便利な機能です。とにかく街乗りでこれほど快適なクルマも少ないと思
います。


足回り★★★

乗り心地はいいです。従来モデルよりも重厚感が増し無粋な微振動もなくなり
ました。18インチタイヤ装着車が履く新開発のノイズリダクションホイールも
効果的なようでタイヤのノイズもほとんど気になりません。ただフラット感で
はFスポーツの方が上でしょう。ちなみにFスポはメルセデスの「AMGパッケー
ジ」と同じ位置づけ。BMWの「Mパフォーマンス」やアウディの「Sモデル」に相
当するモデルです。

バイワイヤー式ブレーキの踏力感も今回からガソリン車のLS460と変わらない
リニアなフィールになりました。

ボディもレーザースクリュー溶接や接着剤の採用など、あらたな生産技術の導
入を進めたほか、スポット溶接箇所の拡大、各部の接合強化等々によって、か
なり向上しまし、従来モデルよりもステアリングに伝わる情報も増えました。

これはコラム剛性を20パーセント引き上げたことが効いているようです。ただ、
BMWなどと比べるとまだまだと感じるのもこの部分です。ここの正確性だけで走
りの一体感が変わります。600hではまだまだ左右に緩い感じが残り、どこかク
ルマ任せな感じになります。ここまで褒めちぎってきましたが、ここはちょっ
とというのがこの相変わらずのステアリングフィールですね。ここは欧州車に
かなわないようです。近々Fスポーツを試してご報告したいと思います。

また安全装備ではアイサイトに当たるアドバンスドプリクラッシュセーフティ
システム(APCS)も採用されました。これは100万を超える高価なオプション
ですが、その分機能は充実しています。昼間だけでなく夜間にも、車両前方の
歩行者や車両の存在を検知し、自動ブレーキによって相対速度が40km/h以下の
場合には衝突回避を可能にしたり、ライトはロー/ハイビームを切り換える他、
ヘッドランプ内のシャッターによる遮光をおこなうことで、照射範囲を極力狭
めることなく対向車の眩惑を防ぐという新アダプティブハイビームシステムな
ども備わります。さらには改良版のレーンキープアシストやブラインドスポッ
トモニター(BSM)運転時における死角を検出し、また車をバックさせるとき
に後方確認をアシストする(後者の機能はリアクロストラフィックアラートも
しくはRCTAと呼ばれる)も設定されるなど、最新の安全装備は全て網羅されて
います。


総評★★★☆

LSはこの6年で相対的にライバルに対して商品力を落とし、販売にも影響を与え
ていました。渡辺秀樹チーフエンジニア今回のマイナーでは当初予定の1.5倍近
くの予算をのんでもらったといいます。

結果、確かに静粛性やスムーズネスは再び世界一へと返り咲きました。また先進
デバイスの新規採用やアップデートにより安全性も世界最高水準に高められまし
た。

しかしパワートレインがほとんど進化していません。460ではアイドルストップ
もありません。世界はダウンサイジング指向で小型ハイブリッドやディーゼルな
ども含めて、ライバル達は次のステージへ進化しています。環境志向のプレミア
ムカーという意味では、ハイブリッドでLSは先駆者の筈です。

いずれこのセグメントでもCO2排出量130g/kmが求められます。こうなると今の
LSのエンジンラインナップでは無理です。当然次のフルモデルチェンジでは何
らかの施策が打たれるでしょうが今回のマイナーでそのあたりが見えなかった
のも不満といえば不満です。


【スペック】】LS600h:全長×全幅×全高=5090×1875×1480mm/ホイールベー
ス=3090mm/駆動方式=4WD/5リッターV8DOHC32バルブ(389hp/6400rpm、53.1
kgm/4000rpm)+交流同期電動機(221hp、30.6kgm)


(※この記事は2012年10月に書いたものです。有料版の記事の一部を加筆訂正し
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