FC2ブログ

TEST DRIVE 試乗オヤジのたわごと (クルマ大好き試乗オヤジの言いたい放題)

元・自動車評論家によるディーラーの試乗記。 いいクルマは動き出しの5m、交差点一つ曲がっただけで分かるもの。 これまでに乗ったクルマは1000台近くになるのではないでしょうか?自分で買ったクルマも30台以上になります。ブログだから書ける本音のインプレ。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

試乗 アウディA3 Sportback 1.8TFSIクアトロ

今回のメルマガ「雑誌に書けないクルマの通知簿」Vol.128は

「試乗 アウディA3 Sportback 1.8TFSIクアトロ」
“内外装に新鮮味がないのが残念”


audi2.jpg
9月3日に発売されたばかりの新しいA3ですね。
A3は1998年デビューの初代(8L)から数えて今回で3世代目です。今回のトピックはVWグループのエンジンを横置きに搭載するモデルに順次採用される新開発プラットフォーム、“MQBプラットフォーム”を用いたことでしょう。

audi1.jpg
日本では9年ぶりとなるフルモデルチェンジです。なのになのにです!まったく印象
は変わらないですね。確かによく見るとキャラクターラインのエッジはかなり立っ
ていますし、リアもコンビネーションランプも昨今のアウディに習って立体的な造
形のものになっています。

audi3.jpg
しかしフォルムがまったく変っていませんし、なによりパッと見の印象に新鮮味が
ありません。これではニューモデルを買う喜びが半減するというものです。A1やA2
で見せたあの大胆なデザインをそろそろこのA3にも導入すべきだったのはないでし
ょうか・・?


以下、気になった方は登録月は1ヶ月(バックナンバーも含め4号分)は無料で読めますのでぜひチェックしてみて下さい↓
●有料版「雑誌に書けないクルマの通知簿」(¥315/月)

次号は「メルセデスベンツA45AMG」
”高いが流石にモノはいい!“の予定です。お楽しみに!



今週の無料版は

「試乗 プジョー208プレミアム」
“質の高いライドフィール”

KIMG1008s[1]


「207」のデビューは2006年5月でしたからプジョーにしては早めの6年目でのフ
ルチェンジですね。20シリーズはプジョーの主力車種ですから当然いち早くマー
ケットの要求に応える必要があったのでしょう。力の入ったモデルチェンジにな
っています。

エンジンは新開発の1.2Lと1.6L、1.6Lターボの3種。今回試乗したのはエンジン
が売れ筋の1.6L(NA)グレードはプレミアムとシエロがありますが、216万円の
廉価版プレミアムに乗ってみました(いつも思うのですがプレミアムの方が高そ
うなネーミングですよね?)。


スタイル★★★★

最初に208を写真で見た時は「随分国産車っぽくなっちゃったなー、ヴィッツみ
たい」なんて思っちゃいました。ところが実物を目の当たりにすると、やはり
その存在感といい、質感といい、国産車とは比べ物にならない塊感を持っていま
した。その違いはクルマに詳しいとか関係なく誰でも感じるのでは無いでしょう
か。

サイズもモデルチェンジの度に肥大化するクルマが多い中、少し縮小されたの
は喜ばしい事です。「207」と比較すると、全長で85mm、全幅で10mmほど小さく
なっています。

全長のシェイプほとんどはフロントオーバーハング(-75mm)によるものです。
従来特徴的だった尖った鼻は押しつぶされ、ちょっと「鼻べちゃ」というか「お
ちょぼ口」風になっています。

私は迂闊にもこの事をもって初めは「平凡になっちゃったなあー」なんて思って
しまったわけです。でも実物はこれまでのややきつかった表情も随分と柔和にな
り、小型車らしい優しい雰囲気さえ得ています。

また無駄な装飾がなくなった分、小型車に大切なボクシーで効率的な感じも生ま
れています。サイドの緩やかなウェッジを描くキャラクターラインのバランスも
完璧なら、ウィンドウグラフィックも完璧です。


内装★★★★☆

この内装をみると国産のほとんど全ての小型車は発展途上国のクルマのように
感じます。素材は吟味され安っぽいところはまったくありませんし、隅々まで
細心の注意を持ってデザインされています。艶のある黒のパネルはいいアクセ
ントになっていますしメーターのロゴまで洒落ています。

さらに意欲的な試みは、小径ステアリングと、その上部から視認できるメータ
ーの組み合わせです。これはメーターをステアリングの中からではなく上から
のぞくタイプです。舵角によって死角になることもなく視線の移動量も少なく
てすみます。

またこの事でドライビングポジションも自然に背筋の伸びた適切なものになり
ます。シート高は少し高めで視界もいいので、小型車特有の閉塞感もありませ
ん。シートは十分なサイズとクッションストロークを持ち、シトロエンのC3ほ
どではありませんが、表皮のソフトな感じも戻ってきました。

リアシートも十分なスペースがあります。少し座面が全席より高くなっており
視界も良好です。

また楽しいのは、例えば「シエロ」では標準となるパノラミックサンルーフで
すが、これは開けると開口部の両サイドに青いLEDが点ります。こうしたナイト
ドライブを盛り上げるライティング等は小型車の枠を超えたものでなんとも洒
落ています。

こんな小型車はやはり日本はもちろんドイツにもありません。シャンソンやボサ
ノバが流れてきそうな感じです。


エンジン★★★☆

今回試乗したのは、120psの1.6リッター直4と4ATの組み合わせです。これが実
に低速トルクが豊かで“ブロロロ”と如何にも自動車らしい音で楽しそうに、
そして力強く加速します。音質も嫌な種のものでは無いので回しても全く不快
感は全くありません。とにかく走るのが楽しくなるタイプです。ブレーキが良
く利くのも安心感があります。

心配されたミッションのAL4も随分スムーズになっています。ただ、やはりココ
は燃費を考えると5速か6速は欲しい所です。また試乗車は停車寸前に2速から1
速へ落ちる時に僅かなショックが出ていました。セール氏いわく、「これは学
習機能で改善されると思われます」とのこと。

JC08モード燃費は両グレードとも13.4km/リッター、アイドルストップが無い
などスペック的には見劣りしますが、前型比100kgほどの軽量化を果たしてい
ますので、実質燃費もかなりいいはずです。


足回り★★★★★

プジョーのハイライトはいつもこの分野です。とにかく乗り心地とハンドリン
グのバランスが素晴らしい。207辺りまでは高速での操縦性を担保するためにか
なり固められてきた印象もありますが、どうやら今回の208で新しいステージに
突入した様子です。

とにかく小型車とは思えない質の高い乗り心地です。余分な微振動は一切なく
アタリもC3程ではないですが十分にソフトです。大入力も平然といなすのはフ
ランス車の良き伝統です。

ステアリングフィールもほぼ完璧です。電動でかなり軽めになっていますが、
路面の情報を実によく伝え嫌なフリクションもありません。ただ唯一気になっ
たのは小径のハンドルもあって少しレシオが早い感じです。ゆったりとした乗
り心地と多少リズムがずれます。足を固めたGTならちょうど合うかもしれませ
ん。まあ慣れれば問題のない範囲です。

またこの小径ステアリングは今までより腕を下向きにして回すため、腕の位置
を維持する力を減らせるので楽です。

 軽いステアリングに小回りの効くボディ、意外に広い車内、高いアイポジシ
ョンなどで市街地は非常に楽です。また小型車なのに異例に高いボディ剛性に
よって常に安心感に包まれているのもいい感じです。


総評★★★★

新しい208は写真で見るよりずっといい車でした。デザインや質感乗り味も含め
てやはり国産に敵はいません。価格的には前々回ご紹介したVW・up!やシトロエ
ンC3辺がライバルです。up!は1000ccであることを考えると1.6Lの208の216万円
というのは何ともバーゲンプライスに感じます。

C3に対してはソフトなシトロエンライドが好きな人はC3、スポーティーな走りも
楽しみたいなら208でしょう。新しい分、内外装の質感も少し208が上です。

それにしてもこう言う小型車に触れると、国産車が不振な訳もわかります。208
の様な小型車が家にあると生活が豊かに感じます。毎日208やC3で買い物に行く
のと、ヴィッツやフィットで行くのでは選ぶ食材も変わってしまいそうです。

今回は208の良さと共に日本車の問題を再認識させられた感じです。日本の小型
実用車だってもっと遊んでいいと思います。昔のホンダ・CITYやマツダのファミ
リアの様な突き抜けたコンセプトで閉塞感を打破するようなパワーを持った国産
の小型車の登場を期待せずにはいられません。


【スペック】】208プレミアム:全長×全幅×全高=3960×1740×1470mm/ホイ
ールベース=2540mm/車重=1160kg/駆動方式=FF/1.6リッター直4DOHC16バル
ブ(120ps/6000rpm、16.3kgm/4250rpm)/価格=216万円


(※この記事は2012年11月に書いたものです。有料版の記事の一部を加筆訂正し
約1年遅れで配信しています。)


●次号無料版は「ホンダ・N ONE Premium Tourer Lパッケージ」
“何だこの音と振動は?”の予定です。お楽しみに!


以下詳しくは↓
こちらは有料版の一部を約1年遅れで配信しています。無料なのでお気軽に!

●無料版「雑誌に書けない車の通知簿」


sijixyouoyaji2011.jpg


バックナンバーもまぐまぐで購入できます↓

まぐまぐバックナンバー

まあまあ今申し込んでも今月いっぱいバックナンバー含め4号は無料で読めますからぜひ試しに、試乗じゃなかった試読してやってください。そしてツイッターでもメールでも何でもいいので感想をいただければ嬉しいです(甘口評価で)。

「雑誌に書けないクルマの通知簿」



●その他の活動です

最近力を入れているFacebookです
Facebook

メルマガ「雑誌に書けないクルマの通知簿」
http://www.mag2.com/m/0001255153.htm

電子書籍「ドイツ魂Vol.1&2」Appストア&パブーで発売中!
http://www.gigas-jp.com/products/deutschespirits/

電子書籍(ヒーリング絵本)「河童のカパと静かな森」スライドショー&BGM機能付き、大人が楽しむ絵本。
http://www.gigas-jp.com/products/kapa/

ツイッター
http://twitter.com/kapa0809

「試乗オヤジ」のマネージャーです。ご協力お願いします。ペコリ 

試乗オヤジのマネージャーです。


↓車 輸入車 外車のカテゴリーに参加しています

にほんブログ村 車ブログへ



ブログランキングに参加しています。

関連記事
スポンサーサイト

テーマ:新車・ニューモデル - ジャンル:車・バイク

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://sijixyouoyaji.blog18.fc2.com/tb.php/350-bd1612d3
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。