FC2ブログ

TEST DRIVE 試乗オヤジのたわごと (クルマ大好き試乗オヤジの言いたい放題)

元・自動車評論家によるディーラーの試乗記。 いいクルマは動き出しの5m、交差点一つ曲がっただけで分かるもの。 これまでに乗ったクルマは1000台近くになるのではないでしょうか?自分で買ったクルマも30台以上になります。ブログだから書ける本音のインプレ。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「試乗 BMW M6グランクーペ」

今回のメルマガ「雑誌に書けないクルマの通知簿」Vol.133は

「BMW M6グランクーペ」
“汝は万能の神か!"

mbm613.jpg
この贅沢で且つ万能の実用性をも併せ持つ瀟洒なクーペに最強のMの心臓を得て何を得、何を失ったのか?台風の最中、雨の高速という悪コンディションの中でじっくりと試してみました。

mbm611.jpg
試乗当日は台風が接近しており、かなり雨が降っていた事もあってまずは「コンフォ
ートモード」でスタートしました。なんといってもこのパワーのFRですから少しでも
ラフにアクセルを開くとホイールスピンは必須です。DSCがすぐに制御してくれます
が、高速のコーナリング中のリアのブレークはアングルの大小に関わらず気持ちのい
いものではありません・・。

bm612.jpg
いいのは運転席に座った時の余裕たっぷりの頭上空間です。これは広く感じます。先代
のCLSがほとんどヘッドクリアランスが無かった事を思うと上手くデザインされている
と思います。

またリアシートも十分ですね。まあホイールベースが3mもあるのだから当たり前と言え
ば当たり前なのですが。ちなみに中央のシートの前にはセンターコンソールが張り出し
ているので真ん中の人は股を開いて座らなければなりませんが。


以下、気になった方は登録月は1ヶ月(バックナンバーも含め4号分)は無料で読めますのでぜひチェックしてみて下さい↓
●有料版「雑誌に書けないクルマの通知簿」(¥315/月)

次号は「クラウン・マジェスタ」“最高級ガラパゴ車の真価とは?"の予定です。お楽しみに!



今週の無料版は
「スバル・フォレスター・2.0XT EyeSight」
“僅かにしゃきっと感が足りない?”

1378354_562919887095828_802738154_n.jpg


フォレスターいいですね!特に2代目SG系のSTiとか大好きでしたね。でも先
代あたりからレガシィ同様、アメリカ市場を意識したというか、ちょっと一
般化しちゃった感じですね。フラット・エンジンのドロドロ感もなくなりま
したし・・。

で、この4代目ですがサイズが少し大きくなりました。先代モデルとの比較で
は全長が+35mm、全幅が+15mm、全高が+20mmといったところです。幅はCX-5
よりは僅かに控えめですが日本で使うにはほぼ上限のところまできています。

エンジンはレガシィと同じFB+CVTです。さてさて乗り味の方はどうなったでし
ょうか?


スタイル★★★

まずNAとターボで顔つきが随分変わります。ターボではフロントバンパーの
両サイドに大きな縦型のスリットが入りそこに流行のLEDランプが埋め込まれ
ます。

鷹の目ぽいヘッドランプの形状もあって確かに精悍になり高級感も増します
ね。ただデザイン的に必然性があるかと言われれば無いわけでこれがエグイ
と感じる人もいるでしょう。アメ車のテールフィンではありませんが、何十
年後かに見たらNAの方がナチュラルに感じられるということはあるかもしれ
ません。

ただ、両車とも全体的なフォルムはボクシーでその意味ではフォレスターら
しさは良く保たれていると思います。確かにサイズ的にも大きくなりSG時代
のような明快さはなくなりましたが、少なくとも先代のような曖昧な感じは
無くなりました。

ホイールもターボモデルはXVと同じようなデザインの18インチアルミホイー
ルが付きます。これはなかなかカッコいいです。ルーフレールはどちらもオ
プション扱いです。またターボモデルのボンネット上のエアスクープがなく
なったのはちょっと寂しいですね。

冒頭でボディが大きくなったと書きましたが、最小回転半径は5.3mのまま
で依然として良好です。


内装★★★

一方内装は相変わらずと言うか黒一辺倒でデザイン的にもあまり面白みの無
いものです。

ただ品質感はぐっと上がっています。まあスバルはここ数年酷かったですか
らようやく国際レベルになったと言うだけですが。ここはSTiやtsバージョン
などの登場を期待するしかなさそうです。

前席は視界を確保するために三角窓が与えられています。後席はフロアトン
ネルが低くなり使い勝手が良くなっています。荷室もリアシートを倒せばほ
ぼフラットになり使い勝手が良くなっています。


エンジン★★★☆

エンジンはもちろん水平対向4気筒、2リッター自然吸気(148ps、20.0kgm)
と、2リッター直噴ターボ(280ps、35.7kgm)の2種で試乗したのは後者のタ
ーボモデルです。トランスミッションはどちらも、インプレッサ同様、トル
コン式のATから「リニアトロニック」と称するCVT(NAにはMTもあります)
に変更されました。インプレッサやXV、レガシィで“全然リニアじゃない!”
と酷評したアレですね。

しかしエンジン&ミッションの印象は意外にも良かったですね。随分とパワ
フルなのはレガシィで体験済みなので想定内ですが、車重のあるSUV用にレガ
シィよりもディチューンされた事で不自然なトルクの変動が無くなって乗り
易くなっているのです。

レガシィの時は大昔のどっかんターボの様に、ある回転域から急激にパワー
が立ち上がると言う悪癖がありました。しかもそれまで滑っていたCVTがち
ょうど食いつくタイミングなのか、その特性を助長するものですからアクセ
ル開度一定なのに加速してゆくというという自動制御が始まりスポーティー
カーの大切な要素である一体感、ドライビングのリニアリティを大いに殺い
でいたのです。プリウスが勝手にあれこれやるのは仕方ないですがレガシィ
でこれをさせるとまったく面食らってしまいます。しかもスピード領域が速
いのでちょっと怖かったのですね。

それがこのフォレスターのターボではエンジン自体もフラットになり、CVT
も低速から随分食いつきが良くなりました。聞かされなければ普通のトルコ
ンかと間違うぐらいには素直に走ります。

音は依然として分かりやすいボクサーサウンドこそありませんが、これも耳
を澄まし意識を向けてやれば僅かに他と違う事ぐらいは分かります。つまり
僅かなビート感というかアクセルペダルから伝わる振動や高負荷時に前方で
ざわめく乾いたサウンドにフラット4の鼓動を感じることは可能です。

アイドルストップは可もなく不可もないといったレベル。初期のFBのような
直噴特有のカチカチ音も控えめになっています。


足回り★★★☆

ここも難しいところです。背の高いCX-5よりも低重心感はあります。もちろ
んフラットエンジンも貢献しているのでしょう。全高1695mmというそのス
タイルからすると随分と重心が低くコーナーでも上屋が揺られる事もなく安
定しています。

乗り心地もあらゆる場面で直接的なショックを伝える事はありません。ボデ
ィもしっかりとしておりこのディメンション&安定性の割にはソフトで快適
な乗り心地を実現していると言えるでしょう。

乗り心地と操縦性のレベルはCX-5と比べても確かにスポーティーで非常にレ
ベルの高いバランスポイントを得ていると言えるでしょう。

ただ惜しむらくは後一歩のしっかり感というかフラット感が足りないのです。
スバルに期待するのはやはりただのターボとはいえSTiで感じられるステア
リングや足回りのからのどっしり感・剛性感と飛ばした時のスバ抜けたスタ
ビリティでしょうか。

ここもSTi、tsバージョンの登場を待たねばならないと言う事でしょうか?

長所としてはアイサイトはやはり相変わらずいいですね。またシフトレバー
の前方に置かれる「X-MODE」のスイッチ。これを押すと、エンジン、CVT、
AWD、VDCの制御がすべて“悪路向け”に変化するボタンですが、これも分か
りやすくていいと思います。

総評★★★☆

私はどうもスバルというブランドに対する期待値が高いのか、こういうノー
マルのグレードにもどこかスバルらしい芯のある走りを求めてしまいます。

STiでは無いのだからといってしまえばそうなのですが、昔のスバルはノー
マルでも確かに個性的な乗り味を持っていました。それが今のレガシィや先
代のインプレッサやフォレスターあたりから、どうもトヨタや日産のクルマ
と変わらぬフィールになってきました。

確かに耳を澄ませば個性的なサウンドだったり低重心のハンドリングだった
りするわけですが、昔のようにアイドリングからしてドロドロ言ったり、横
っ飛びしそうなハードなコーナリングでもステアリングさえ握っていれば平
気なハンドリングだったりと言った分かりやすい特性はもはやありません。

このフォレスターも冷静に考えれば、あの優秀なCX-5と比べても足回りのバ
ランスは優れていると思います。でも何故こうも響かないのか?

あまりそそられない内外装の下手さもあるでしょう。でも問題はいまいちソ
リッド感のないパワートレインだったりステアリングだったりするのではな
いかと思います。

つまりSUVであってももう少しシャキッとして欲しい。単に硬くしろと言って
いるのではありません。このあたり難しいのですが、例えばエクスプローラー
などはもっとソフトですがなぜか見事なまでに雑味がなくスッキリしていま
す。現状のフォレスターはどこか物足りなさが残るのです。上手く言えませ
んしどこから感じるのかも分かりません。もしかすると作り手自身の迷いな
のかもしれません。いつか追加されるであろうSTi、tsバージョンでは一点
の曇りもない乗り味のフォレスターを期待します。


【スペック】2.0XT EyeSight:全長×全幅×全高=4595×1795×1695mm/ホ
イールベース=2640mm/車重=1480kg/駆動方式=4WD/2リッター水平対向
4DOHC16バルブターボ(280ps/5700rpm、35.7kgm/2000-5600rpm)/燃費=13
.2km/リッター(JC08モード)/価格=293万6850円


(※この記事は2012年12月に書いたものです。有料版の記事の一部を加筆訂正し
約1年遅れで配信しています。)


●次号無料版は「ホンダCR-ZαMaster label」
“KERSでは無いけれど・・”の予定です。お楽しみに!


以下詳しくは↓
こちらは有料版の一部を約1年遅れで配信しています。無料なのでお気軽に!

●無料版「雑誌に書けない車の通知簿」


sijixyouoyaji2011.jpg


バックナンバーもまぐまぐで購入できます↓

まぐまぐバックナンバー

まあまあ今申し込んでも今月いっぱいバックナンバー含め4号は無料で読めますからぜひ試しに、試乗じゃなかった試読してやってください。そしてツイッターでもメールでも何でもいいので感想をいただければ嬉しいです(甘口評価で)。

「雑誌に書けないクルマの通知簿」



●その他の活動です

最近力を入れているFacebookです
Facebook

メルマガ「雑誌に書けないクルマの通知簿」
http://www.mag2.com/m/0001255153.htm

電子書籍「ドイツ魂Vol.1&2」Appストア&パブーで発売中!
http://www.gigas-jp.com/products/deutschespirits/

電子書籍(ヒーリング絵本)「河童のカパと静かな森」スライドショー&BGM機能付き、大人が楽しむ絵本。
http://www.gigas-jp.com/products/kapa/

ツイッター
http://twitter.com/kapa0809

「試乗オヤジ」のマネージャーです。ご協力お願いします。ペコリ 

試乗オヤジのマネージャーです。


↓車 輸入車 外車のカテゴリーに参加しています

にほんブログ村 車ブログへ



ブログランキングに参加しています。

関連記事
スポンサーサイト

テーマ:新車・ニューモデル - ジャンル:車・バイク

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://sijixyouoyaji.blog18.fc2.com/tb.php/355-b10fa98d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。