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TEST DRIVE 試乗オヤジのたわごと (クルマ大好き試乗オヤジの言いたい放題)

元・自動車評論家によるディーラーの試乗記。 いいクルマは動き出しの5m、交差点一つ曲がっただけで分かるもの。 これまでに乗ったクルマは1000台近くになるのではないでしょうか?自分で買ったクルマも30台以上になります。ブログだから書ける本音のインプレ。

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試乗 ホンダ・ヴェゼル・1.5ハイブリッドX 4WD

今回のメルマガ「雑誌に書けないクルマの通知簿」Vol.142は
「試乗 ホンダ・ヴェゼル・1.5ハイブリッドX 4WD」
“フィットHVのSUV版ですね”

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前回のエクストレイルも走行距離18kmの新車でしたが、今回のヴェゼルも私が初の試乗ということで、またまた走行18km の個体。ウーン新車の出荷チェックのテストコースはどのメーカーもこのぐらいの距離なのでしょうか?

まあ新しいのはいいのですが、注意しないといけないのはエンジンや足に当りが付いていないのでその辺りをどう差し引いて(足して)評価するかということですね。

ただ最近の製品は非常に良く出来ているので昔みたいにあからさまにフリクションが残っているなんて事は無くなりました。前回のエクストレイルもですが、今回のヴェゼルも特に気になるところはありませんでした。

最近では前々回のタントの乗り心地ぐらいですね。“フェイスブック”に「タントの乗り心地が固い」と書いたらダイハツ車のオーナーさんから「少し乗ると見違えるように良くなりました」とのコメントを頂いたので再度チェックしてみようと思っています。

閑話休題、ヴェゼルですが売れているようですね。やはり今はセダンよりミニバンかSUVしか売れないようですね。ではでは、実力チェックと行きましょう。

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エンジンにはホンダらしい楽しさはないですね。回してもサウンドではなくノイズが増えるだけですし、回転のフィールにも楽しさはなくもちろんパワーの盛り上がりなど期待してはいけません。


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一番残念なのはせっかくのデュアルクラッチのセットアップです。フィットでも書いたのですが、あまりにマイルドでCVTといわれても全く疑いません。何故のデュアルクラッチなのか?燃費だけ?だったら今までのCVTが燃費にいいというのは何だったの?

とにかくもっとタイトにしてくれないと走りの楽しさに全く寄与していません。おそらくユーザーのシフトショックに対するクレームを恐れたのでしょう。ホンダスピリットはどこへ行った?もう宝の持ち腐れです・・。



以下、気になった方は登録月は1ヶ月(バックナンバーも含め4号分)は無料で読めますのでぜひチェックしてみて下さい↓
●有料版「雑誌に書けないクルマの通知簿」(¥315/月)

次号は「ハリアー・ハイブリッド」
“元祖SUVはどう進化した?”の予定です。お楽しみに!


今週の無料版は
「クラウン・アスリート・ハイブリッドG」
“これはイイ”

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前回の前書きで新型クラウンのロイヤル 2.5ガソリンに試乗した事はご報告し
ましたが、クラウンと言えばいまやその半数以上を占めるアスリートとハイブ
リッドに乗らなくては話にならないと思ったので早速乗ってきました。

この性格の違う両シリーズを試して初めてクラウンの本質が見えてくるというも
のです。違いは主にスタイルと内装、そして足回りですね。

ところが担当した営業マンは何故か「ロイヤルとアスリートの足回りはまった
く同じです」なんて自信たっぷりに言うではありませんか!もちろん硬さが違
います。乗って分からないか??大丈夫かコイツ?と思いつつも、もう面倒だ
ったので「ああー、そうですか・・」なんて言いながら試乗に集中しました。


スタイル★★★★

サイズは全長×全幅×全高=4895×1800×1450mm/ホイールベース=2850mm。
旧型比で全長が25mm全幅が5mm大きくなりましたが、全幅を1800mmに抑
えているのはクラウンらしいところです。

丸く太ったおっさんのようだった先代に比べ、新型は随所にエッジを利かせ随
分シャープなフォルムになりましたね。少し引き締まった感じで若返った気が
します。

なにより安心感があるというか、誰でもすぐにクラウンと分かるのは大したも
のです。

まあ出た時か既に古いとも言えますが・・。

欠点はやはりグリルですね。ロイヤルはシャープになったフォルムそこだけブ
タの鼻状態のもっこりとしたグリルが浮いていますし、スピンドルも真っ青の
アスリートのいびつさは言わずもがなでしょう。まあ、王冠をイメージしたと
いう言い訳は受け入れられなくもないですが、このクラスではちょっとやりす
ぎ。

でもピンク・クラウンのCM戦略にまんまとはめられちゃった過去がありますか
ら、このグリルも話題性という意味ではアリなのかもしれませんね?


内装★★★☆

内装は外観よりコンサバですね。一番いいと思ったのはロイヤル系のチェスナ
ットと呼ばれる濃い茶の色の布仕様です。これはシックでいい色です。一方、
革はフラクセンと呼ばれる薄いベージュ1色ですがこれはありきたりで全く面白
くないですね。

アスリートも革は黒1色です。これほどの高級車で内装の革の色を選べないとい
うのは世界的にはありえないのですが、クラウンの顧客はあまり内装を選ばな
いという判断なのでしょうか?だとしたら随分馬鹿にされたものです。

アスリートは布も標準は黒ですが、オプションで選べるテラロッサと言うエン
ジっぽい赤があります。でもこれも記事といい質感(肌触り)といいもうちょ
っと高級感のあるのにしてよ!と言いたくなります。この件については評論家
の河口まなぶさんも酷評されていますね。

ウッドパネルもロイヤルは相変わらずテカリ具合が微妙に安っぽいし、アスリ
ートのブラックも昔のAMGみたいでなんだかなー、もうちょっと新しいアプロ
ーチは無かったのかなあ?

いいのはシートですね。後席も含めソフトでクッションストロークも豊かで、
ちょっと高級車に乗っている感じはあります。伝統的なクラウンのシートなの
ですが、これはなかなかいいもの感があります。なのでなおさらそのデザイン
とセンスが惜しい。いまいち演歌調から抜け切れていないのが残念です。

インパネの質感もいいですね。8インチワイドのナビを主役に据えたのも正解で
しょう。気になったのはステアリングの革が随分滑りやすく、操作しにくかった
ことです。まあこれは使っているうちに馴染むかもしれません。


エンジン★★★★

ハイブリッドのエンジンは2.5リッター直4DOHC16バルブ(178ps/6000rpm、22.5
kgm/4200-4800rpm)、交流同期電動機(143ps、 30.6kgm)です。

今回から、これまでの6気筒をやめて4気に変更されました。重量も軽くなり価格
も抑えられています。性能は前が3.5リッターV6DOHC24バルブ(296ps/6400rpm、
37.5kgm/4800rpm)、交流同期電動機(200ps、 28.0kgm)ですから、パワーは下
がっていますが、燃費は遥かに向上し、JC08で15.8km/Lから23.2km/Lとなりまし
た。

走りは4気筒化などで先代より200kgも軽くなった事もあり、ガソリンの2.5リッタ
ーV6DOHC24バルブ(203ps/6400rpm、24.8kgm/4800rpm)を上回る力強さを感じさ
せてくれます。

前回のアウディ・ハイブリッドと同様に4気筒の振動やノイズはほぼ気にならない
レベルにあります。もちろん踏めば“ブーン”と自動車らしい音で加速しますが、
それもなかなかスポーティーでフィールは悪くありません。アシストのスムーズ
さや静粛性などクラウンに相応しいレベルにあります。


前回、乗ったロイヤルは2.5のガソリンでしたがそちらも印象は良かったです。マ
ナーのいい6ATは低い回転を保ちつつ緻密に回転を積み上げることで効率的にそし
てシームレスに加速しました。


足回り★★★★

私はやはりアスリートの締まった脚が好みですね。ほぼ欧州車に遜色ない乗り味で
す。ロイヤルは昔ながらのゆったりしたピッチングを残しますが、アスリートはか
なりフラットな姿勢を保とうとします。

タイヤはミシュラン・プライマシーLC(ダンロップも見ました。ロイヤルはBSもあ
ります)が付いていましたが、これが利いているのか乗り心地も全く角が無くクラ
ウンに相応しいものです。

ステアリングもアスリートの方がフィールがダイレクトに伝わってくるので運転し
やすいです。ロイヤルは少し飛ばすとリズムが合わなくなってきますが、流石にア
スリートなら大丈夫ですね。

ハイブリッド化によって2.5L比で90kg重くなっていますが、アスリートの足は十分
なポテンシャルがあるようで、少し飛ばしても安心して走ることが出来ました。こ
れはクラウンにとってはなかなかありえない事です。

先代のアスリートはハンドリングを重視したあまりに乗り心地に荒さが残っていま
したが、今回はかなり高いレベルで両立することに成功しています。


総評★★★★

新しいクラウン・アスリートのハイブリッドですが、あまり期待していなかったせ
いかかなり良くて驚きました。

実際、売れているのも66%がハイブリッドモデルといいます。価格差は60万ぐらい
ですが、税制で実質的には30万ほどのアップ。これならガソリン代とリセールで十
分におつりがきますね。

ただ、シリーズ全体としてはもう少しトヨタの本気を感じさせてほしいと感じまし
た。なんといっても歴史あるトヨタの看板モデルです。ガソリンモデルでは未だに
アイドリングストップがなかったりして、結果2.5Lで燃費は11.4km/Lとダブルス
コアで差が開きます。

スタイルや内装もどこか小手先でコストを抑えたモデルチェンジの匂いが漂います。
これでこの先4-5年を戦えるのか?こんなモデルチェンジを何度か繰り返すうちにカ
ローラやコロナみたいに次第に存在感を無くし忘れ去られなければいいのですが?

乗り味自体はアスリート・ハイブリッドの出来が良かったので総評を4つ★にしてい
ますが、シリーズ全体としては3つ★というところかと思います。蛇足ですが国産の
ディーラーに商品知識の無い営業マンが多いのも気になります。


全長×全幅×全高=4895×1800×1450mm/ホイールベース=2850mm/車重=1680kg
/駆動方式=FR/2.5リッター直4DOHC16バルブ(178ps/6000rpm、22.5kgm/4200-4800
rpm)、交流同期電動機(143ps、 30.6kgm)/燃費=23.2km/リッター(JC08モード)
/価格=543万円



(※この記事は2013年2月に書いたものです。有料版の記事の一部を加筆訂正し約
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