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TEST DRIVE 試乗オヤジのたわごと (クルマ大好き試乗オヤジの言いたい放題)

元・自動車評論家によるディーラーの試乗記。 いいクルマは動き出しの5m、交差点一つ曲がっただけで分かるもの。 これまでに乗ったクルマは1000台近くになるのではないでしょうか?自分で買ったクルマも30台以上になります。ブログだから書ける本音のインプレ。

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試乗 三菱デリカD:5 D-Premium

今回のメルマガ「雑誌に書けないクルマの通知簿」Vol.148は
「試乗 三菱デリカD:5 D-Premium」
“エンジンが期待外れ!”


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デリカにディーゼルが追加されてもう1年が経つのですね。当時もチョイ乗りしたのですがちょっとご報告できていなかったので遅ればせながら再度乗ってのレポートです。

私たちの世代でデリカといえば86-99年辺りにヒットしたスターワゴンなのですね。この角ばったスタイルこそデリカだと思っていたのですがその後94-07年のスペースギアはなんだか丸っこいスタイルになってしまいました。知り合いのカメラマンはこれに乗っていたのですが彼の愛車のあだ名はシロナガスクジラでした。

そして07年に現行D5(5代目)はまたスターワゴンの時代に戻ったかのような明快なスタイルになりました。やはりデリカはこのスクエアなデザインが合っていると思います。背も高く月面車?のイメージもちゃんと踏襲されています。

デビューしてもう7年になりますが意外に古さも感じません。個性的でいいデザインだと思います。

しかし問題はエンジンですね。ココが最大のガッカリですね。ポスト新長期規制”に適合したクリーンディーゼルエンジンは新開発の2267cc直4コモンレール式で148ps3500rpm、36.7kgm/1500-2750rpmです。JC08モード燃費は13.6km/リッター。圧縮比も14.9:1と、ディーゼルにしては低くなっています。シリンダーブロックも重い鋳鉄製からアルミに変更されています。「パジェロ」の4Mディーゼル比約100kgも軽量化されているとのことです。考え方としてはスカイアクティブDに近い設計のエンジンです。しかし・・


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”もはや内装まで中国向け?”です。お楽しみに!


今週の無料版は
「試乗 ランボルギーニ・ガヤルドLP560-4」

“楽しめるお祭り"


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先月試乗したフェラーリF12に続いての大物ですね。ランボルギーニはそういえ
ばガヤルドがデビューした当時に試乗して以来ですから10年ぶりぐらいです。そ
の前といえばディアブロですから随分ご無沙汰な感じです。

ガヤルドは基本アウディのR8と同じだし・・なんてタカをくくっていたところ
もあったのですが、やはり乗ってみたら全然別物ですね!流石はファイティン
グブル!その荒ぶる魂にすっかりやられてしまいました。


スタイル★★★★★

サンタアガータの工場で生産されるガヤルドのデザインはランボルギーニ・チ
ェントロ・スティーレ(デザインセンター)のルーク・ドンカーヴォルケと言
われています。

ランボルギーニと言えば誰もがイメージするカウンタックのテイストをうまく
現代的に解釈しています。それはフェラーリの曲線に対してあくまで直線的で
大胆なウェッジシェイプを特徴とします。どことなくウラッコの面影も感じる
と言えばあまりにスーパーカー世代過ぎると言われるかも。。

全長×全幅×全高=4345×1900×1165mm。流石に全高の低さはスーパーカーの
それですね。
試乗車はシックなオレンジとブラックのツートンでルーフの部分がブラックア
ウトされていたこともあって一層低く感じました。

またエンジンフードが透明なガラスとなっていてその存在をアピールするのも
最近のスーパースポーツの流行に沿ったものです。スパイダーボディの方の場
合、機構上ここはカバーが付きますからこれはノーマルボディの特権です。

全長も4345mmととてもコンパクトにまとまっています。伸びやかなアヴェンダ
ドールのような怪物感はありませんが、そこがこのクルマの適度な日常性を醸
し出しているフレンドリーな部分でもあります。フェラーリなら458と同じクラ
スですが、むしろこちらの方がさらりと都会的に乗れる感じもあります。

それにしても登場以来10年を経てこの存在感とフレッシュさを保っているのは
見事としか言いようがありません。ライバルのR8や458よりも将来的にも古くな
らないような気がします。


内装★★★★☆

シートのクッションは硬く、薄く、そして低いというこれまた伝統的なタイプ
です。ヒップポイントは地上から約30cm程でしょうか。しかし意外に視界も良
く運転に不安を抱く事はありません。シートには外装に合わせてオレンジのス
テッチが入っていてなかなかお洒落です。

品質感もアウディ・クオリティですから今や申し分ありません。かなり固めの
足回りですが内装が軋むような事もありませんから安心して飛ばせます。

残念なのはメーターやスイッチ類など、そこココに“親会社”のアウディのパ
ーツが流用されていることです。私が普段アウディに乗っている事もあります
が、ここはせっかくの非日常性が失われると言うか萎えてしまいます。


エンジン★★★★☆

スペックは5.2リッターV10DOHC40バルブ(560ps/8000rpm、55.1kgm/6500rpm)
車名の数値は昔は排気量を意味しましたが今はこのパワーによります。ちなみ
にLPはエンジン縦置きの意味ですね。

バンク角は90度です。10気筒に理想的な72度でないのは、「すこしでも重心を
下げたいから」と「アウディの生産施設を使いたいから」ということです。市
販車で72度のバンク角を持つV10はレクサスのLFAぐらいですね。それでもガヤ
ルドでは爆発タイミングの問題には、わざわざ左右バンク用にクランクピンを
わけ、18度のオフセットをつけることで対処しています。左右のピストンが上
死点に至る時期をずらし、いわば“仮想72度”のバンク角を実現しているとい
うわけです。

実際90度のV10エンジンは実に低い位置にあります。潤滑システムは深いオイル
パンを必要としないドライサンプを採用するなど凝った設計となっているのは
ランボルギーニのこだわりでしょう。

キーを捻るとエンジンは爆発的に始動します。スロットルペダルは「ドライブ
・バイ・ワイヤ」ですが、そのレスポンスには1ミリのずれも感じられません。
ただ実際の加速は想像の倍ほどのGが襲いかかります。ほとんどの場面でフルス
ロットルを当てる前に目的の位置に達してしまいます。このパワー感は同じ500
馬力オーバーでも重量の重いAMGなどとはまったく異質のものです。コンパクト
で軽量なアルミボディを持つスーパースポーツならではの世界です。しかし強烈
な加速ですがNAなので特性自体はリニアなのは安心できる部分です。

サウンドはフェラーリほどには洗練されていません。バリトン風の切れのある
サウンドは非常に野性味溢れるものでジビエ的な迫力と言うか強さがあります。
好みもありますが私はこの豪快なランボサウンドは大胆なドライビングスタイル
とマッチすることもあってかなり気に入っています。

ミッションはロボタイズド6段MTたる「eギア」ですが「ノーマル」「スポーツ」
の上を行く「コルサ」(レースモード)が加わっています。これはシフトスピ
ードが40%も早くなりシングルクラッチの悪癖をほぼ感じさせません。

ただR8(V10、525ps)が先のマイナーでついにデュアルクラッチのSトロへ進化
したので、こちらも近いうちに変更されると思います。来年あたりにはブラン
ニューの新型が発表される筈なのでそのタイミングで変更されるでしょう。

数少ない難点はこのミッションと、あとはポルシェはもちろん、フェラーリに
すら搭載されるようになってきたアイドリングストップが無いということぐら
いでしょうか?まあこの楽しさを知るとどちらも私には気にならない程度の問
題ですが。


足回り★★★★☆

乗り心地はがっつり硬いですが、不快ではありません。抜群の剛性を持つアル
ミスペースフレーム・ボディと硬いながらも確かにストロークし、良く動く高
品質なサスペンションは信頼に足るものです。

4WDということもあってかなり飛ばしても安心感があります。昔のランボではち
ょっと考えられないことですが、低い重心と締め上げられたコンベンショナル
なサスなどによって今やフェラーリよりも安心できる限界特性を持っています。

センターデフは、アウディクワトロ御用達のトルセン式ではなく、シンプルな
ビスカスカプリングが用いられます。トルク配分は、前:後=30:70がベース。
とにかく「4WD」「低い重心」「ESP」のおかげで、ガヤルドのスタビリティは
磐石です。

星が半分落ちるのはやはり乗り心地が普段使いにはわずかに硬いこと。切り替
えスイッチがあればいいと感じました。まあ価格も違いますが、やはり最新の
フェラーリ(F12ベルリネッタ)では乗り心地がさらに洗練されていたので、
あと一歩を期待してしまいます。

それと、これもeギア同様によく指摘される部分ですが、ブレーキのタッチがい
まいちですね。スポンジーというかここだけ大衆スポーツカーレベルかと?他
の部分がずば抜けてがっちり骨太なだけにそのアンバランスが気になります。
もっと剛性感のあるものになれば全体のリズムとして申し分のない男のクルマ
なのにと感じました。


総評★★★★★

いやーそれにしても今回の試乗は楽しかったですね。高速道路の入り口からフ
ルスロットルを試すとローで制限速度の100km/hを越えてしまいます。4WDをも
ってもホイールスピンを伴い豪快に加速してゆくさまはやはり他のクルマでは
なかなか味わえない異次元の世界です。

ハンドリングも申し分ありません。ステアリングも非常に安心感が高くその接
地感は手に取るようです。振り回せる感で言うとフェラーリよりも上だと思い
ます。弾けるようなV10サウンドシャワーを浴びながら、いつまでも走ってい
たくなるクルマでした。

こんなクルマがあったら、本当どんなに嫌なことがあっても忘れられる気がし
ます。そしてまた新たな活力が得られる気がします。

それにフェラーリでなくランボというのもハズシが効いていてちょっといい感
じではないですか?アヴェンダドールではなくあえてこのガヤルドを普段使い
でさらりと乗りこなすなんて超贅沢ですね。

こういうクルマに乗ると、これを手に入れるために今一度人生を頑張ってみよ
うという気にすらなります。そういう意味でもガヤルドはいまだに第一級のス
ーパーカーだとはっきり感じさせてくれました。


【スペック】全長×全幅×全高=4345×1900×1165mm/ホイールベース=2560mm
/車重=1500kg/駆動方式=4WD/5.2リッターV10DOHC40バルブ(560ps/8000rpm、
55.1kgm/6500rpm)/価格=2533万1250円


(※この記事は2013年4月に書いたものです。有料版の記事の一部を加筆訂正し約
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