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TEST DRIVE 試乗オヤジのたわごと (クルマ大好き試乗オヤジの言いたい放題)

元・自動車評論家によるディーラーの試乗記。 いいクルマは動き出しの5m、交差点一つ曲がっただけで分かるもの。 これまでに乗ったクルマは1000台近くになるのではないでしょうか?自分で買ったクルマも30台以上になります。ブログだから書ける本音のインプレ。

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試乗 日産スカイライン350GT Type SP

今回のメルマガ「雑誌に書けないクルマの通知簿」Vol.150は
「日産スカイライン350GT Type SP」
“これなら欧州プレミアムと勝負できる!”


写真 2
スタイルですがはじめに写真で見た時はそのグリルに大きく張られたイン
フィニティのエンブレムもあって「これがスカイライン?」という印象でした。

しかしその精悍なフォルムは紛れもなくスカイラインですね。

先代よりも幅広く低くなったボディはスポーティーです。サイドの抑揚もエモーショ
ナルですらあります。

顔もエンブレムを除けばライトの鮫っぽい釣り上がりなど、正に男性的でスカイライ
ンを感じさせる部分です。



写真 4
まあスカイラインは歴代内装が下手ですね。特に7thスカイライン以降は妙にラグジュ
アリー路線になったりして迷走している感じです。

今回は基本インフィニティブランドですから流石に質感はかなり高まっています。ま
あ高いのですから当然ですね。しかしデザイン自体は古臭く平凡でがっかりです。特
にシートなどはどこにでも転がっているようなデザインです。

いいのはポジションですね。低くスポーティーでステアリングの角度やペダルレイア
ウトもスポーツドライブを基本に作っている感じです。囲まれ感の強いタイトなダッ
シュボードも気分を盛り上げます。そうした意味ではしっかりとスポーツセダンになっ
ています。



写真 3
そして今回の白眉は足回りですね。はっきり言って驚きました。
流石に日産が本気でコストをかけた足回りだけの事はあります。


これまでのスカイラインは価格的に中途半端でした。どうしても高級な部品を使う事が許されなかったのでしょう、いまいちな仕上がりでしたが、今回は違います。
インフィニティブランドとなったことでその制約から逃れたのでしょう。

つまり3シリーズやISなどと真っ向勝負出来る仕上がりです。いや5シリーズやGSにも
勝っています。

つまり乗り心地は細かな振動が見事にシャットアウトされた上質なものです。丈夫なボディもあって大きなギャップにも余裕をもって突っ込めます。とにかく飛ばしても無駄な動きは最小で快適です。正にプレミアムブランドならではの乗り味です。

安定性も抜群ですね。初期のロールがしっかりとチェックされていますからコーナー入口の不安感が全くありません。特にスポーツモードにするとそのどっしりとした安定性はちょっとクラスを超えている感じすらあります・・。



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次号は「アルピナD5 Turbo」
”走りの芸術品“です。お楽しみに!


今週の無料版は
「メルセデスベンツSKL200ブルーエフィシェンシー 6MT」
“良く出来てはいるけれど"


mb11.jpg
私の住む大阪にも駅前の玄関グランフロントのオープンを機に、メルセデスベンツ
のアンテナショップたるメルセデス・ベンツ・コネクションがオープンしました。
六本木に次いで2店目となるコレはカフェコーナーやグッズなどのショールームも
併設しメルセデスベンツを気軽に楽しんでもらおうという趣旨のようです。ちなみ
にカフェコーナーではビールなどのアルコールも用意されるというのがこれまでの
自動車メーカーらしくなくていいですね。実に大人っぽい感じがします。

そして私にとってはトライアルクルーズという試乗メニューがトピックです。これ
は最新モデルをしつこいセールス無しに気軽に試乗できるとあってかなりの人気で
した。本当は新しいGL550に乗りたかったのですが、なんでも昨日お客さんがドア
ミラーをぶつけたそうで少しの間はスタッフの運転によるタクシークルーズのみの
設定なんだとか!残念。ちなみに初日はCLSのホイールも擦られたそうで・・。で
もそんなことで車種を絞るとかはやめて欲しいなあ。

というわけで、今回はメルセデスベンツとしてはなんと21年ぶりとなる正規のMT仕
様(ちなみにこの前は「190Eアンファング」)となるメルセデスベンツSKL200ブル
ーエフィシェンシー 6MTに乗ってきました。


スタイル★★★★★

ここは文句なしですね。だってどう見てもベンツのオープンでSLの弟分という感
じが良く出ていますから。小さいながらも緻密でサイズを越えた品質感もあります。

顔もスッキリしましたね。LEDで高級感もあります。グリルがもう少し寝ていても
いい感じもありますが、これもクラシックな演出なのでしょう。SLSもそうですが
立っていることでメルセデスらしいフォーマルな印象を与えています。

リアの丸みもSL譲りです。小ぶりな丸いお尻はセクシーです。ホイールハウスの綺
麗なアーチやボディとのバランスも完璧です。もう当分あまり必要のない完成され
たスタイルだと思います。


内装★★★★☆

内装もこの価格帯にしては高級感がありますね。ダッシュは低い位置にあり、か
つ直線基調で視覚的な安定感を感じさせてくれます。クロームの使い方やメータ
ーのレタリングなども流石にメルセデスは心得ている。かなり高級感があります。

オプションのレザーの質感もいいですし、シートのサイズがたっぷりとしている
のも小型のクルマに乗っているという感じがしない要素でしょう。

またオープン特有の装備としてはヘッドレスト下にある吹き出し口から温風が吹
き出す「エアスカーフ」やオープン走行時に後方からの風の巻き込みを抑える
「ドラフトストップ」も有効に作用します。これらはオプションの「レザーパッ
ケージ(28万円)」に含まれる装備ですが、オープン時の疲れ方がまったく違
うのでこれは欲しい装備です。

唯一気になったのはアームレストの位置が高く、MTの操作の邪魔をすることです。
これはAT仕様と変更して欲しかった部分です。普通に操作するにはいいですが、
比較的低い位置にあるMTのレバーを速いテンポでセカンドなど手前に引く時には
意識しないと肘がアームレストに当たります。まあのんびりドライブする時には
ありがたい装備なので、せめて高さを調整出来るといいですね。


エンジン★★★★

エンジンは1.8リッター直4直噴ターボで184ps&27.5kgm。このスペックはATモデ
ルと同一です。低速トルクがあって実に粘り強いエンジンです。MTでのスタート
にもまったく気を使わないほどです。

フラットな特性で中速のトルクも分厚いです。まあ回しても音がそれほど良くな
らないのが難ですが、トルクとレスポンスは実は4000rpmくらいから少し活気を帯
びます。スピードは気がつけば思いのほか乗っているタイプでパワーは十分です。

注目のシフトはストロークが割りと短めでコクコクと決まるタイプです。フィー
ルは少し人工的で決して最上とはいいませんが不満もありません。

発進はとにかく楽です。クラッチのストロークは長めですが、つながりは実にス
ムーズですし、粘るエンジンによってまずエンストする心配は要りません。初代
のボクスターの難易度を1とすると10点を付けたくなるほど発信のしやすいMT車
です。万一、エンストしてもクラッチペダルを踏み直せば、アイドリングストッ
プの再始動機能が勝手にエンジンをかけてくれますから、なにも無かったふりを
して直ぐにスタートできます。

アイドリングストップも、“ニュートラルでクラッチから足を離す“という条件
を満たしたときのみ作動します。クラッチペダルを踏むかステアリングをきれば
即座にエンジンが再始動します。

またパーキングブレーキはスイッチ式のままですが、ヒルスタートアシストもあ
るので安心です。これは勾配に関係なく作動していて、常に落ち着いてクラッチ
ミート出来ます。

ギアレシオは全体に高めです。街中では4速以上はあまり使わないほどです。レ
シオはトップの7速を除く1~6速までは、7段ATのほうが低いレシオで細かく刻む
設定になっています。

とにかく扱いやすいMTです。エンジンもシャープというかスポーティーな感じは
薄いですが、メルセデスらしく絶大な安心感のあるMT車です。


足回り★★★★

MTのみスポーツサスペンションが標準になります。タイヤがランフラットでなく
なるのも特徴です。

乗り心地は総じて快適ですが、欲を言えばもう一段のしなやかさを期待します。
確かにベンツらしくボディ剛性も含め不満の無い出来なのですが、最新のAクラス
やCLSの出来の良さを知るともう1段上を期待してしまいます。

またスポーツ車としてはソリッド感も不足しています。確かにボクスターのよう
なキャラではないのは分かりますが、何か特長が欲しいところです。不満が無い
だけに少し退屈な足回りに感じてしまうのは贅沢というものでしょうか?

あとステアリングはベンツ特有なのですが、キャスターアクションの少ないタイ
プで低速時に戻してやる必要があります。例えばパーキングなどでこれはかなり
もどかしく感じます。新車で少しフリクションが残っていたこともありますが、
ベンツといえどスポーツタイプのクルマにはもっとシュアで気持ちのいいステア
リングが欲しくなります。


総評★★★★

SLKの場合も性能で見ると最高速こそMTのほうが高い(MTが240km/h、ATが237km/h)
ものの、今や0-100km/h加速はATが優勢(MTより0.3秒速い)。燃費もATのほうが
良好です。

それでも趣味的な視点で見れば、どんな機械でも人間が介在する余地が大きいほ
ど愛着が増すものです。カメラや時計もそうですが、クルマも趣味で乗るならMT
の方が楽しめると思います。

多くのメディアはこのSLKを称して「大人のMT車」などといいます。確かにゆった
り走るにも向いていますし、飛ばしてもそこそこの手応えがあります。もちろ
ん86などより所有する喜びやモノとしての価値も高いでしょう。

そういう意味では小型のオープン2シーターであるSLKは最も玩具性の高いモデル
でありMTを与えるに最適なモデルです。グレードも350やAMGではなくこの200と
いうのも見識でしょう。


今回久しぶりにMTのメルセデスに触れ、こんなクルマでのんびりと旅に出てみた
いなあ!と感じました。クルマと自然との対話を満喫できると思います。

大人がのんびりと楽しめるMTモデルとしては、現在アルファロメオ・ジュリエッ
タやシトロエン・DS3、プジョーRCZ(ボクスターは少しリアルスポーツよりか)
などと並んで現在最も魅力的な1台だと思います。そしてフルオープンで楽しめる
のはこのクルマだけです。ベンツには珍しくなかなかセクシーで魅力的なクルマ
と感じました。


【スペック】全長×全幅×全高=4150×1845×1295mm/ホイールベース=2430mm/
車重=1460kg/駆動方式=FR/1.8リッター直4DOHC16バルブターボ(184ps/5250rpm、
27.5kgm/1800-4600rpm)/価格=493万円


(※この記事は2013年4月に書いたものです。有料版の記事の一部を加筆訂正し約
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