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TEST DRIVE 試乗オヤジのたわごと (クルマ大好き試乗オヤジの言いたい放題)

元・自動車評論家によるディーラーの試乗記。 いいクルマは動き出しの5m、交差点一つ曲がっただけで分かるもの。 これまでに乗ったクルマは1000台近くになるのではないでしょうか?自分で買ったクルマも30台以上になります。ブログだから書ける本音のインプレ。

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試乗 日産NV200バネット

今回のメルマガ「雑誌に書けないクルマの通知簿」Vol.160は
試乗 日産NV200バネット
”世界で働く国際人”

写真 2
このクルマは2009年5月に発表とちょっと古いのですが、カングー好きの私としてはやはり気になって乗ってみました。

日本でのライバルは事実上皆無です。


p1.jpg
サイズ的には従来型で言えば、バネット/ボンゴ/デリカといった一連のマツダ製OEMシリーズやトヨタのライトエース/タウンエースですが、それらのコンストラクションはフロントタイヤの真上にドライバーが座るといういわゆるガラパゴ的商用車で、安全性やドライバビリティを考えるとこのNV200のように国際的に通用するクルマではありません。

スタイルはこのクルマの最大のチャームですね。今回乗ってみたいと思ったのもこの外観に惹かれての事です。

最近のミニバンはどれも大きく口を開けた“オラオラ系”ですからこのおちょぼ口はなおさら可愛く映ります。もちろん可愛いと言ってもキューブみたいに狙い過ぎになることも無く大人が仕事に使っても大丈夫です。

07_l.jpg

美点は足回りです。日産小型車でお馴染みのBプラットフォームをベースに、リアに専用のリーフリジッド形式のサスペンションを組み合わせています。

4ナンバーのNV200には乗ったことがありませんが、このクルマの乗り心地はかなりいいです。大きなショックを嫌わないのはヨーロッパ的です。はっきり言ってセレナよりもしっかりとしていて安心して走れます。

この安定性は主にリジットの横剛性の高さに追うところが大きいです。多くの欧州車でも実証されていますが、リジットは乗り心地さえ上手くしつければとても安心してステアリングを握れます・・。

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次号は「「BMW i3」
“未来を体験する”です。お楽しみに!


今週の無料版は
試乗 VW ゴルフ1.4TSIハイライン」
”気になる点は1つだけ!“”

gol11.jpg


初代が発売されたのが74年ですから約40年ですか!日本では2013年5月20日に発表
された7代目のゴルフです。

グレード展開は1.2Lがトレンドライン(249万円)とコンフォートライン(269万
円)の2種、1.4Lがハイライン(299万円)の1種で計3種類です。今回試乗したの
は1.4Lのハイラインです。

CMはサザンオールスターズですか!ちょっと違和感がありますね??


スタイル★★★★

ここは太いCピラーと直線基調のラインでもうゴルフの出来上がりです。先代より
もエッジが効いている分、男性的というか端正な印象です。面白みはありませんが、
シンプル&クリーンで飽きのこないものでしょう。ゴルフはこれでいいのです。

サイズは全長が+56mm、ホイールベースが+59mm伸びており、全長4255×全幅1790
×全高1452mm、ホイールベース2637mm。全幅も13mm広がりましたが、全高は28mm低
くなり、前面投影面積は減少しています。

ボディが少し大きくなったにもかかわらず、新型は30~50kgの軽量化を果たしてい
ることも特長です。

また今回は一見して品質感が高くなったことが分かります。とにかくボディニッシ
ュは研ぎ澄まされています。もうアウディA3を完全に超えちゃっています。下克上
ですね。このクラスでこれほどのフィニッシュを見せるのは他にはプレミアムブラ
ンドですがレクサスのHSぐらいのものでしょう。


内装★★★★

ここも質感がまたまたあがっています。もうこのあたり国産車では勝負になりま
せん。プラモデルと大人の機械ほどの差があります。

乗った感じもゆったりしています。全幅は旧型プラス10mmで、ついに1800mmにな
ってしまいましたが、その10mm以上に前席はゆったりした感じになりました。

特にこの「ハイライン」ではセンターパネルやステアリングに光沢のあるブラッ
ク塗装が施されて高級感もあります。パーキングブレーキも電動式ですし、あち
こちに施されるシルバーのアクセントもアウディと見違わんばかりです。

シートはファブリックとアルカンターラを用いたコンビシートのほか、白っぽい
ベージュ(写真)や茶色、黒のレザーシートも選べます。そしてついにあの硬か
ったサイドサポートは柔らかくなり、乗り降りの際にも太ももに違和感を感じる
事はなくなりました。

リアシートは低められた全高のせいで座面が低くなってしまいましたが、ホイー
ルベースが伸びた分、レッグスペースはかなり広くなりました。座面や背もたれ
の角度が絶妙で収まりのいい空間になっています。このあたりは流石に良く煮詰
められています。


エンジン・ミッション★★★★☆

1.4リッターは直噴ターボ1基になりました。140psのパワーは旧ハイライン用ツ
インチャージャーからは20psダウンですが、トルクは微増です。

アイドルストップ以外の燃費アイテムでは、今回から1.4リッターエンジンには
アクティブシリンダーマネジメントシステム(ACT)という、低負荷時に4気筒
の真ん中2本をシャットダウンするシステムが付きました。

作動はほぼ気付きません。まあ気筒休止といってもピストンは動いているので
ショックも少ないのでしょう。それでも作動中は少ない気筒で同じ出力を発生
しなければならないのでスロットルは多めに開くことで、ポンピングロスが減
り、ガソリンエンジン効率の悪い領域である低負荷の効率が改善されています。

フィールは4気筒としては非常にスムーズですね。それにしても昨今の4気筒のス
ムーズさは何なのでしょう?フォードのエコブーストもそうですが、もはや低中
回転ではV6との差を見出す事は難しいほどですね。

ターボは少しオーバーシュート気味な領域がありそこが唯一気になりました。つ
まり低速から踏んでいくと途中まではリニアなのですが3500回転あたりから僅か
にアクセル開度よりも加速が先にいってしまう感じです。まあその分パワーは十
分でスピードはかなりのものを持っているのですが・・。

このあたりは1.2Lの方が回転感も含めて自然で楽しいですね。1.2はより軽快で
回す楽しさもあります。全開でこういう素性のいいエンジンを楽しむのは小型車
の醍醐味ですね。


足回り★★★★

ココは先代は5つ星でした。新型は乗り心地はいっそうソフトになり、ほとんど
高級車の世界です。設計の古いA3をゆうに凌ぎます。価格の高いAクラスやボル
ボV40とも勝負できる高級な乗り味です。

ゴルフは2世代ごとにプラットフォームを変えてきますが、今回は「ポロ」から
「パサート」までを共通のモジュール(部品)でつくる“MQB”戦略の第1弾で
すね。

サイズは大きくなりましたが、軽くなっていますし剛性感も文句無しです。

では何ゆえ星が欠けるのか?そうです、ステアリングの据わりが何故か先代ほ
どではないのです。先代は直線で“バシッ”とセンターの出たもので、もうそ
れだけで圧倒的な差別化を感じたものでした。もっと言えば足もまだ硬かった
事もあってがっちりとした手応えがありました。

ところがこの新型は確かにスムーズで正確でインフォメーションも十分に伝え
るのですが、何故か先代の安心感が無い。ゴルフに期待するのはステアリング
から伝わる高速での絶大な安心感。新型は中立付近が僅かに曖昧でコレに僅か
に欠けるのです。

もしかするとキープレーンアシストなどの安全装置が邪魔をしているのかもし
れません。余分な制御が介入している感じなのです。先代のメカニカルな無骨
さがありません。

まあ、逆に言えば欠点はこの1点のみです。

タイヤはこの「ハイライン」が17インチで「トレンドライン」(15インチ)や
「コンフォートライン」(16インチ)よりも大きく、純正オプションとして、
さらに大きな18インチも用意されています。VWのエンジニア曰く16インチがベ
ストとの事です。


総評★★★★

他のグレードはチョイ乗りですがベストは1.2Lコンフォートラインだと思い
ます。エンジンはパワーがない分トルク変動が少なくフィールも軽快で回す楽
しみ1.2が上です。足も軽快で良く出来た小型車の全てがあります。高速主体
でなければ1.2Lがお勧めです。

ミリ波レーダーを使った衝突回避システムなどの安全装備も、全グレードに与
えられています。up!もですがこうした姿勢は流石にドイツ車ですね。

また快適装備も充実しておりコンフォートライン以上には「アダプティブクル
ーズコントロール(ACC)」も標準装備されます。全車速追従機能付きのフル
スペックで、信号待ちなどで自動停止したあと、アクセルを軽く踏めば自動発
進して、ロックオンした前走車を再び追いかけます。自動で掛かるサイドブレ
ーキとともにこれは非常に楽ですね。


新型ゴルフのスローガンはドイツ語で「Der Golf. Das Auto」で、「ゴルフは
自動車です」という意味だそうです。当たり前のように聞こえますが示唆的で
もあります。

またプレゼンでVW技術開発部門トップ、ドクター・ハッケンベルク氏が言った
「ゴルフ7がもたらすものは、プレミアムの民主化です」、「我々は、心地よい
ものに囲まれて生活することの素晴らしさをより多くの方にお届けしたいので
す」という言葉は重いですね。

振り返って今の日本は安ければいいという風潮です。売れるのは軽とミニバン
とハイブリッドばかり。安さと効率が正義で、そこに上質や豊かな暮らしと言
う価値はありません。ガラパゴ市場ですね。

せっかく日本という豊かな国に暮らしているのに!日本人、いや日本のメーカ
ーは小型車を諦めています。一方、ゴルフは上級車の快適性や安全性を民主化
しようとしています。日本の小型車が勝負にならないのも当然です。


【スペック】ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4265×1800×1460mm/ホイー
ルベース:2635mm/車重:1240kg駆動方式:FF/エンジン:1.2リッター直4 DOHC
16バルブ
トランスミッション:7段AT/最高出力:105ps(77kW)/4500-5500rpm/最大トル
ク:17.8kgm(175Nm)/1400-4000rpm/タイヤ:(前)205/55R16(後)205/55R16
(ミシュラン・エナジーセーバー)/燃費:21.0km/リッター(JC08モード)/価
格:269万円/テスト車=292万5200円


(※この記事は2013年7月に書いたものです。有料版の記事の一部を加筆訂正し約
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