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TEST DRIVE 試乗オヤジのたわごと (クルマ大好き試乗オヤジの言いたい放題)

元・自動車評論家によるディーラーの試乗記。 いいクルマは動き出しの5m、交差点一つ曲がっただけで分かるもの。 これまでに乗ったクルマは1000台近くになるのではないでしょうか?自分で買ったクルマも30台以上になります。ブログだから書ける本音のインプレ。

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今回のメルマガ「雑誌に書けないクルマの通知簿」Vol.166は
「キャデラックCTSエレガンス」
“乗り心地の良さに感激”

cade11.jpg
スタイルは先代に比べて全長が一気に100mm伸ばされたのがポイントです。

デザインはキャデラックそのもの、つまり1999年に登場したコンセプトカー「エボーク」以来のもの。つまりその先鋭性を謳う「アート&サイエンス」と称するテイストそのものですね。

そろそろ大幅な変革が必要な気もしなくもないです。

cade13.jpg
搭載されるエンジンは直噴の2リッター直4ターボです。

パワーは276psと40.8kgmとライバルを凌駕します。トランスミッションは6段ATですが、使いやすいマグネシウム製のパドルシフトスイッチが付きます。

動力性能は十分ですね。同じATSよりも音や回転のスムーズさなど質感でもかなり気が使われており快適なドライブが楽しめます。

cade12.jpg
乗り心地が素晴らしく良くなりました。

これはダンパーの減衰力を制御する「マグネティックライドコントロール」の恩恵もあると思いますが、
しっかりとした剛性のボディやドイツ車とは明らかに異なった方向性のしなやかなサスペンションが嬉しいです・・。


以下、全文は登録月は1ヶ月(バックナンバーも含め4号分)は無料で読めますのでぜひチェックしてみて下さい↓
●有料版「雑誌に書けないクルマの通知簿」(¥315/月)

次号は「ダイハツ・コペン」
”ほぼ欠点は無いけれど”です。お楽しみに!


今週の無料版は
「BMW320iグランツーリスモ」
“失ったものは少なくない!”

bm311.jpg
このところいいクルマ続きだった事もありで褒めちぎっていたものですから、読者
の方から“もっと辛口で”とお叱りを受けました。

まあいいものをわざわざ悪いとは言えないのでなんともなのですが、今回は大丈夫
です?

BMWは久しぶりですね。Vol.101でX3 xDrive20dブルーパフォーマンスを取り上げ
て以来ですから久しぶりですね。その時もちょっと評価低いですね?まあBMWは
期待値が高いからか並みの出来ならどうしても評価が厳しくなります。その分高い
わけですから仕方ないですよね?

この3のGT(グランツーリスモ)は2013年3月のジュネーブショーのデビューです
ね。5のGTが08年ですから5年遅れての登場です。5のGTがそれほど売れていな
いのに追加したのはサイズからして中国市場に投入した3のロングボディーを活か
したかったということもあるかもしれません。


スタイル★★☆

外形寸法は全長4824×全幅1828×全高1508mm、全長は200mm、全高は81mm、ホイー
ルベースは110mmも長い2920mm!中国市場専用車の「3シリーズ ロング」用ですね。

このディメンションですとデザインはどうしてもかっこ良くはなりませんね!妙に
腰高で中途半端な印象です。ワゴンともSUVとも付かないそのカタチに私たちの目
が慣れていないせいもありますが、どうしても違和感というか自分の中でセグメン
トしきれない不安感、しっくりこない感を感じてしまいます。

それでもそこはBMWですからどうにかスポーティーに見せようと努力はしています。
例えばフロントフェンダーにはホイールハウスに流れ込んだ空気を抜き、ホイール
周辺の乱流を整える“エアブリーザー”なるダクトが設けられています。

またテールゲートの後端には、BMWモデルとしては初めての試みとなるアクティブ
リアスポイラーが備わります。これは車速が110km/hを超えると自動で上昇し、70
km/hを下回ると収納されるというもので、事実上日本の速度域では機能しないもの
ですが、そこは言うのは無しよという事で・・。ちなみにCd値は0.29です。

いいのはセダンなどとは異なり、サッシュレスドアが採用されていることでしょう
か?高いポジションとともに乗り降りはしやすくなっています。


内装★★★☆

前席のシートポジションは59mm高くなっています。リフターを使えばセダンとさ
ほど変わらないポジションまで下げる事もできますが、そうすると81mm高い車
高に合わせてセットされたダッシュやポジションに無理が出ます。

ホイールベースは110mm延長されています。結果、後席のレッグスペースは70mm
拡大され5シリーズ以上の広さを誇りますが、後席のシートバックの形状が畳ん
だ時の収まりを重視したために平板で、見た目や座った時の居心地は良くありま
せん。広いからといってこれをショーファーに使うのはやめた方がいいでしょう。

トランクは通常時は520リッター、最大で1600リッター!と広大です。ちなみに
これは現行5シリーズセダンのトランク容量と同じ。通常の3シリーズセダンは480
リッターですからトランクもかなり広くなっています。


エンジン・ミッション★★★★

GTには335iもありますが、今回試乗したのは4気筒の320iです。スペックはお馴
染み2リッター直4ターボで184psと27.5kgm、アイドルストップが標準で燃費は
JC08モード燃費は15.0km/リッターと150kgセダンと比べ重くなっているので1.6
km/リッターのダウンとなっています。

それにしても相変わらずこのエンジンとZFの8ATのコンビはいいですね!表
情が豊かで4気筒とは思えないほどの上質感があります。BMW特有の細かくピ
ッチを積み上げて行くかのような精緻な回転感と加速感はドライブを知的で官
能的なものに変えてくれます。335iの6気筒ももちろんいいですが、この非力
な?320iのエンジンをある程度回して走る楽しみも捨てがたいものがあります。
このボディにはこのぐらいのエンジンがあっていると思います。


足回り★★☆

一方、迷いが感じられるのはこの部分ですね。ここはBMWのエンジニアもセット
に苦労した感が伺えます。335iのMスポならもっと割り切ったセットなのでしょ
うが、この320iGTではセダンの機敏さもしなやかさもありません。

残念ながらその車高を担保するために乗り心地は荒く車体フロアの微振動も感じ
られます。昨今履き馴らしたと思われたランフラットの荒さもこのクルマでは如
実に感じます。明らかにセダンやクーペに対して乗り心地もハンドリングも劣り
ます。

電動パワステのフィールがぬるいのもBMWとしてはありえないです。ハンドルが
軽くコーナー入り口では初期ロールスピードの早さもあって少し気を遣います。
定常に入ってしまえばそこはBMWですから前後バランスの良さから安心感もある
のですが、その領域は決して広くありません。

それはスポーツモードにしても基本変わりません。多少姿勢変化が抑えられます
が、ステアリングフィールが変わることは無く安心感が増すわけではありません。
もちろん乗り心地はいっそう荒くなります。


総評★★★

足の評価が厳しくなってしまいましたが、BMWの名誉の為に加えれば3のセダンの出
来が余りにいいので基準がそこにあるということを書いておかねばなりません。

つまりこれ単体で見ればさほど酷いものでもありません。もしこれがトヨタのマー
クXジオなら絶賛レベルの走りです。

しかしこれは500万を超えるプレミアムブランドのBMWの最新作です。セールス氏に
軽く感想を述べると「今度335iGTのMスポ仕様を試して下さい」といわれました。
確かにMスポならスポーツドライブ時の乗り味が改善されるのは想像に難くありま
せん。しかしならばこのボディとの整合性はどうなるのかとも感じます。飛ばした
いならセダンでいいわけで・・。このGTボディにはゆっくり走っても楽しめる上質
で豊かな乗り味を与えてこそだと思います。昨今のBMWはそのあたりはあまり得意
じゃないのかもしれません。


【スペック】全長×全幅×全高=4825×1830×1510mm/ホイールベース:2920mm/車
重:1660kg/駆動方式:FR/エンジン:2リッター直4 DOHC 16バルブターボ/トランス
ミッション:8段AT/最高出力:184ps(135kW)/5000rpm/最大トルク:27.5kgm(270
Nm)/1250-4500rpm/タイヤ:(前)225/45R19 92W/(後)255/40R19 96W(コンチ
ネンタル・コンチスポーツコンタクト5 SSR)/燃費:15.0km/リッター(JC08モード
)/価格:514万円

※写真は
フェイスブック:http://www.facebook.com/?ref=logo#!/sijixyouoyaji
ブログ:http://sijixyouoyaji.blog18.fc2.com/にアップする予定です。


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“ちょっとアンバランス?” の予定です。お楽しみに!

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